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画像診断への高齢層の関心?『ラジエーションハウス』高視聴率2つの理由

 窪田正孝主演の月9『ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート〜』(CX系)が、6月10日放送の第10話で、第8話に並ぶ最高視聴率となる13.3%を記録(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。今期の医療ドラマ3作のなかでも圧倒的な支持を得ている。その人気の理由を、作家・コメンテーターの佐藤智恵氏は、週刊エンタテインメントビジネス誌『コンフィデンス』の連載コラム「インサイドドラマ」にて、以下のように分析している。

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■好調医療ドラマ『ラジエーションハウス』人気の理由

 先月の『白い巨塔』(EX系)の視聴率を見て、やはり医療ドラマは強いなと思った人は多いのではないでしょうか。現在、連続ドラマでは『ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート〜』、『インハンド』(TBS系)、『白衣の戦士!』(日テレ系)の3本が放送されていますが、視聴率では『ラジエーションハウス』が他を大きくリードしています。

『コード・ブルー 〜ドクターヘリ緊急救命〜』(CX系)のように主役級俳優がずらっと並んでいるわけでもなく、放射線技師の話なので『ドクターX〜外科医・大門未知子』(EX系)のように派手な手術シーンもない。にもかかわらず、なぜ圧倒的な人気を集めているのでしょうか。

 その要因は2つあると思います。1つはレントゲンやCT、MRI、超音波、心電図などの画像がふんだんに出てくること。日常的に病院に行くことの多い中高年にとってこれらはとても身近な存在。人間ドックでも、外来診療でも、とにかく自分の身体の中を画像で見せられますから、おのずと興味がわくのです。一方、『インハンド』に出てくるのは珍しいウイルス性の病気ばかりですし、『白衣の戦士!』は医療ドラマというよりは恋愛ドラマ。同じ医療系でも中高年の日常からはかけ離れているため、敬遠されてしまったのだと思います。

 もう1つは、天才放射線技師の五十嵐(窪田正孝)が必ず最後に画像から病変を見つけてくれること。毎回、お約束だとはわかっていても、「ここが楽しみで見てしまう」という視聴者は多いはず。というのも、「人間ドックや健康診断では異常がなかったのに、突然重篤な病にかかった」あるいは「突然死してしまった」という人が身近にあまりにも多いから。このドラマを見ていると、こんなにも「見逃し」が多いのかと驚くばかりです。

 欲を言えば、もう少し最先端の診断機器や画像診断法を紹介してほしいところ。そうすればさらに中高年視聴者が食いつくと思います。
(コンフィデンス6月17日号より)

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関連写真

  • 今期のNo.1医療ドラマとなっている『ラジエーションハウス 〜放射線科の診断レポート〜』(C)フジテレビ
  • 話数とともに満足度が上昇中の『ラジエーションハウス 〜放射線科の診断レポート〜』(C)フジテレビ
  • フジテレビ系月9ドラマ『ラジエーションハウス 〜放射線科の診断レポート〜』のドラマバリュー推移

提供元:CONFIDENCE

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