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3月末で人気アイドルグループ・乃木坂46を卒業した衛藤美彩(26)が、俳優の太賀(26)とW主演で映画初出演にして初主演を務めることが5日、わかった。映画は宮下奈都氏の小説『静かな雨』を実写化したもので、2020年新春に公開される。衛藤は「私で務まるのか不安な気持ちの方が大きかった」と明かしつつも「たくさんの方に支えていただきながら無事撮り終えることが出来ました」と撮影をやり遂げた心境を語っている。 宮下氏は2004年、3人目の子どもの妊娠中に執筆した同書で小説家デビュー。15年に書いた『羊と鋼の森』は16年の「本屋大賞」を受賞し、昨年には山崎賢人主演で映画化もされた。メガホンを取るのは、『四月の永い夢』(17年)で、世界4大映画祭のひとつであるモスクワ国際映画祭コンペティション部門に選出され、国際映画批評家連盟賞とロシア映画批評家連盟特別表彰をW受賞した新鋭の中川龍太郎監督(29)。

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  • 映画『静かな雨』でW主演を務める(左から)衛藤美彩、太賀 (C)2019「静かな雨」製作委員会 / 宮下奈都・文藝春秋
  • 映画『静かな雨』に出演する衛藤美彩(C)2019「静かな雨」製作委員会 / 宮下奈都・文藝春秋
  • 映画『静かな雨』に出演する太賀(C)2019「静かな雨」製作委員会 / 宮下奈都・文藝春秋

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