脚本家・野木亜紀子氏が昨年10月期の日本テレビドラマ『獣になれない私たち』で、『第37回 向田邦子賞』を受賞し、28日に都内で行われた贈賞式に出席。お祝いスピーチにはドラマキャストの新垣結衣、俳優の松田龍平、田中圭、犬飼貴丈、近藤公園、一ノ瀬ワタル、山内圭哉らが集合した。野木氏による大ヒット作『逃げるは恥だが役に立つ』など4作品に参加してきた新垣は「いち大ファンとしてこれからの作品も楽しみにしているので…いっぱい書いてください!」と熱望した。 新垣は「野木さんが書く(脚)本に、『これから生きていく上でこういう風に物事を捉えたらいいのかな』とか『なんにでもなれるんだな』とか希望をいただいています。野木さんはとても愛情深い人。本を読めばさまざまなキャラクターがいるなかで愛情を感じますし、ラストに向けその時をどう迎えるかという結果にも愛情を感じてます」としみじみ。「作品のためや関わる人達のために戦う、愛情深いところやその強さにずっと出会ったときから憧れています」と尊敬の眼差しを向けた。