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【いだてん】中村勘九郎、箱根駅伝“山の神”柏原竜二氏と初対面

 NHKで放送中の大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜』(毎週金曜 後8:00 総合ほか)で、日本人として初めてオリンピックに出場したマラソン選手・金栗四三を演じる中村勘九郎が12日、静岡県御殿場市市民会館大ホールで開催されたトークイベントに出演。箱根駅伝で、1年から4年まで山上りの5区で大活躍し、“山の神”と称された東洋大学陸上部のOB、柏原竜二氏をゲストに迎え、初対面ながら熱いトークを繰り広げた。

 全国各地で開催している大河ドラマ「いだてん」トークツアー。今回の開催地、静岡県御殿場市は、四三などによって開催された第1回「富士登山マラソン」を前身とする「富士登山駅伝競走大会」が現在も毎年行われており、四三自身もマラソンの練習に富士山御殿場口を好んで利用して、今でいう高地トレーニングに取り組んでいたいた“ゆかり”の地。御殿場市では、2020年東京オリンピックでも自転車競技が開催される。

 御殿場市の若林洋平市長のあいさつに続いて、勘九郎が金栗走りで颯爽と登場すると、約1100人で満席の会場からは大きな拍手が沸き起こった。四三が初めて富士登山した時のエピソードが、学友・美川秀信役の勝地涼の朗読音声によって紹介されると、勘九郎自身が学生時代に初めて富士山に登った時のエピソードを披露。軽装のため断念し、その後リトライで登頂したエピソードを紹介し、「四三さんとそっくりな経験がある」と語った。

 勘九郎は四三がストックホルムオリンピックの前に参拝した御殿場市内の新橋浅間神社(にいはしせんげんじんじゃ)を訪問し、ドラマの撮影の無事を祈念したといい、その近くで、四三やトレーニングを共にしたランナーたちが当時定宿にしていたという「橋本屋旅館」跡地に赴いた話を披露した。

 ドラマでは、第一次世界大戦で、1915年ベルリンオリンピックの開催中止が決定し、選手のピークを迎えていた四三が激しく落ち込んだことや、妻スヤ(綾瀬はるか)の励ましで再起していく様子が描かれたが、勘九郎は「ほんとうにつらかったと思います」と思いを馳せた。

 柏原氏は、東洋大学陸上部時代に、箱根駅伝の最優秀選手に贈られる金栗四三杯を3回受賞しているのだが、「この1回(受賞を)逃した年は、走ることができないくらい精神的にもつらかった」と振り返った。「逆にそのことで出身の福島の恩師や仲間などたくさんの人に支えられていることに気づくことができた。それまでは自分のためだけに走ってきたが、この時に、誰かのために走ることにも意味があることを知った」と話した。イベントでは、柏原氏が逃した年に金栗四三杯を受賞した村澤明伸(むらさわ・あきのぶ)氏からの手紙が紹介されるサプライズもあった。

 歌舞伎と陸上競技と世界は違っても、道を極めようと努力してきた者同士。挫折やプレッシャー、さまざまな苦しみを乗り越える原動力は何か、という質問に、柏原氏は「自分にはこれしかないという気持ち」と答えた。勘九郎は「やはり好きという気持ちが一番だが、柏原さんの話を聞いて『こんちくしょー』という気持ちも大切だと思った」と、語っていた。

 毎年、同市で開催される「富士登山駅伝競走大会」は標高差3258メートルと、世界で最も高低差の大きいコースを走る。今年(第44回)は8月4日に予定されている。

関連写真

  • 大河ドラマ「いだてん」トークツアーin静岡県御殿場市、ゲストの柏原竜二氏から中村勘九郎にタスキをつなぐポーズでフォトセッション(C)NHK
  • 中村勘九郎と柏原竜二氏らが出演した、大河ドラマ「いだてん」トークツアーin静岡県御殿場市の模様(C)NHK

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