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実写『るろうに剣心』最終章 2部作で来夏公開 主演・佐藤健「やはり特別な思いがあります」

 俳優・佐藤健(30)主演で、2012年8月公開された『るろうに剣心』、14年8月公開の『るろうに剣心 京都大火編』、同9月公開の『るろうに剣心 伝説の最期編』の続編となり、同シリーズの“始まり”と“終わり”を描く最終章が、来年の夏に2作連続で公開することが12日、発表された。剣心が生きた「幕末」と「明治」を描く最終章が「平成」から「令和」の新時代の幕開けとともに製作される。

 2020年夏に再び「剣心」が帰ってくる――。誰も体感したことのない迫力のある超高速アクションと、エモーショナルに描かれる人間ドラマは、日本だけでなく世界中を熱狂させ、北米、イギリス、香港、韓国、台湾、フィリピンなどヨーロッパ・アジア諸国を含む世界100ヶ国以上で配給、世界50以上の国際映画祭に出品。そして5年の時を経て、シリーズの最終章が製作、「オリンピックイヤー」の2020年夏に、2作連続の公開が決まった。

 激動の幕末を戦い抜いた伝説の男、緋村剣心。かつては“人斬り抜刀斎”として恐れられたが、新時代の幕開けとともに、斬れない刀=逆刃刀(さかばとう)を持ち、大切な仲間たちと穏やかな生活を送っている。最終章では、これまで語られることのなかった剣心の「十字傷の謎」に迫る物語と、中国大陸の裏社会を牛耳る謎の武器商人であり、武器や軍艦を送り込み志々雄真実を操っていたシリーズ最恐の敵・縁(えにし)との戦いを、動乱の幕末期と明治維新後の新時代の2つの時代を通して描く。

 原作の最終章にあたる『人誅編』をベースに、OVA化され高く評価された『人誅編』の一部となる『追憶編』と、志々雄真実との壮絶な戦いの後の、これまでの剣心の生き方すべてに決着をつける『人誅編』のクライマックスまでの物語を映画化。2つの作品を通して描かれる「るろうに剣心」の原点と究極のクライマックスに注目が集まる。それぞれの本編タイトルは後日発表される予定。

 1作目当時は、22歳だった佐藤は、撮影中の今年の3月に30歳となり、さらにステージが上がる運命的なタイミングでの製作が決定。「毎回どの作品も全力で演じていますが、『るろうに剣心』に関しては、やはり特別な思いがあります。また、この2部作は、剣心の十字傷の秘密(剣心の過去)を描いていることもあり、剣心にとって間違いなく一番重要なエピソードです」と語る。

 前作を振り返り「『京都大火編/伝説の最期編』を終えた時から、もしこの続編を作るとしたら一番難しいと感じていました。僕自身が絶対に作りたいと思っていたエピソードを撮影できる毎日を通して、これが自分にとってとても大切な作品になると実感しています」と思いを明かした。

 昨年11月にクランクイン。19年5月まで約7ヶ月以上にわたる撮影は続き、完成は2020年を予定。これまでのシリーズすべてを手掛けた大友啓史監督とスタッフが再集結する。

 「クランクインの日は、久しぶりに剣心を演じること、大友組ならではの大規模撮影の雰囲気など、全てにおいてソワソワしていました(笑)」と話す佐藤。「でも芝居が始まっていくうちに、『懐かしい』『帰ってきた』という感覚がとても強くなってきました。2020年、みなさんに楽しんで頂ける作品になるように、自分にとって人生の代表作にするつもりで最後まで演じ切りたいと思います」と強い思いを吐露。

 また、新元号施行直前での発表には「日本が新時代に入ります。そして30歳になり、僕自身も新しい時代に突入します。新しい時代を作るために、自分も生きていくということを、いま感じています」とメッセージしている。

■大友啓史監督&小岩井宏悦プロデューサーの熱き思い 全国で大規模なロケ撮影敢行

 撮影は、京都・奈良・滋賀・三重・兵庫・熊本・広島・栃木・埼玉・静岡など全国で大規模なロケ撮影を敢行。大友監督はこれまでの撮影を振り返って、「過去シリーズの美しい記憶を汚さないように、これまでの『るろうに剣心』に負けないもの、そしてほかのアクションエンターテインメントとは一線を画すものを目指しています。自分達はそこを超えられているか、そこにたどり着くことができるのか、を問いながら日々撮影を行っています」と語る。

 続編製作には「“絶対に前作を超えなければならない。新しく驚きに満ちた『るろうに剣心』でなければならない”と考えていました。『るろうに剣心』シリーズは、すべてのキャスト・スタッフがそれぞれレベルの高いところを目指し、日本映画というカテゴリーを取っ払うような、常に自らの限界を超えていく映画作りを目指しています」と並々ならぬ思いを告白し「私たちは過去3作品を通して“誰も見たことのない日本映画”を作る大変さを実感していましたので、その挑戦がまた始まると強く感じました」と気合十分。

 今回の物語を撮るにあたり「このシリーズには絶対に欠かせないエピソードであり、主人公『緋村剣心』の人間性に踏み込んでいくことになる頬の傷の話を描くにあたって、もう一度『るろうに剣心』と対峙することへの覚悟を問われる感じがしました」と最終章を撮ることへの覚悟、そして「ファンの方が一番大事にしているエピソードだと思いますし、初めて『るろうに剣心』を観る方にも届くような深い物語でもありますので、最終章は気合をいれ直し、いま全身全霊で挑んでいます」と力を込めている。

 前作公開から5年。製作が決まった理由について、小岩井宏悦プロデューサーは「この5年間は、前3作品を一緒に作った同じキャスト・スタッフを再集結し、前作を超えるシナリオと誰もが納得する新たなキャストを準備し、前作の苛酷(かこく)な撮影を忘れるために必要な時間でした」と回顧。

 「アクションエンターテインメントとして圧倒的な進化を見せられると言うワクワク感はもちろん、物語としても、シリーズ初となるラブストーリーの要素も持った剣心の過去を描く十字傷のエピソード、また、剣心が人斬りだった自分の生き方に答えを見つけるエピソードは共に普遍的で、なおかつ今日的なテーマ性があり、これまでこのシリーズを支えてくれた観客のみなさん、そして、新たなお客さんのために絶対に作るべきだ、と超大作となる今回の2作の製作を決意しました」と明かした。

 新元号施行直前での発表に大友監督は「幕末や明治は多くの人にとってもはや遠い時代だと思いますが、そこで生きていた人間達の感情は同じであるはず。時代が大きく動くときは、人間の感情も大きく動く。だからこそ、そこに面白い物語が生まれます。幕末から明治へ時代が変わり、剣心が不器用ながらも新しい時代にふさわしい生き方を模索してくその姿は、時代を超えて現代の方にも共感してもらえると思います」とメッセージ。

 最後に、公開を楽しみにしているファンに向けて「“るろ剣クオリティー”を超えていくために、見たことのないアクション、幕末と明治という全く異なる2つの時代、剣心が背負ってきた深いドラマ、繊細なラブストーリーなど、多くの視点で大きな熱量を注いでいます。全員が『るろうに剣心』への想いが強くなっていますし、自分たちにできるベストなものを届けたいと思っています。健くんも多くの作品で経験してきたものをこの作品に捧げてくれています。皆さんに愛してもらえる作品に仕上がると思いますので、2020年夏を楽しみに待っていてください」と自信をのぞかせた。

 『るろ剣』シリーズは、12年8月公開の『るろうに剣心』は最終興行収入30.1億円、14年8月1日公開の『〜京都大火編』は最終興行収入52.2億円、同年9月13日公開の『〜伝説の最期編』は最終興行収入43.5億円、シリーズ累計の興行収入は125億円以上、観客動員数は980万人を突破している。

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