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「ターミネーター」最新作、邦題は『ニュー・フェイト』11月公開

 1985年に第1作がジェームズ・キャメロンの監督・脚本で制作され、その後シリーズ累計の全世界興行収入が1998億円以上を記録する大ヒットシリーズ「ターミネーター」最新作の邦題が『ターミネーター:ニュー・フェイト』に決定し、11月に公開されることが決まった。

米ラスベガスで開催された『シネマコン』に姿を現したアーノルド・シュワルツェネッガー。彼がカムバックした『ターミネーター:ニュー・フェイト』は11月に日本公開

米ラスベガスで開催された『シネマコン』に姿を現したアーノルド・シュワルツェネッガー。彼がカムバックした『ターミネーター:ニュー・フェイト』は11月に日本公開

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 原題は『TERMINATOR:Dark Fate(暗い運命)』だが、『ターミネーター2』(91年)に続く人類の「新たなる運命」(ニュー・フェイト)を思わせる、『ターミネーター:ニュー・フェイト』が邦題となった。

 本作では『ターミネーター』の生みの親でありながら、シリーズ最大のヒット作『ターミネーター2』(日本興行収入95億円)以降、シリーズへの直接的な関与がなかったキャメロンが製作に復帰。彼自身が製作・監督・脚本を務めた『ターミネーター2』のその後の世界を描く正当な続編となるということで、世界中の映画ファンから大きな注目を集めている。

 メガホンを取るのは『デッドプール』を監督し、R 指定作品の全米興行収入オープニング記録を樹立するなど、その予想外の大ヒットで世界中を驚かせたティム・ミラー。ハリウッドを代表するヒットメーカーと注目の実力派監督がタッグを組み、ターミネーターに立ち向かう人類の「新たなる運命」(=ニュー・フェイト)が描かれる。

 シリーズの看板キャラクター、ターミネーターT-800 を演じるアーノルド・シュワルツェネッガーに加え、人類抵抗軍を率いるジョン・コナーの母サラ・コナーを『ターミネーター』『ターミネーター2』で演じ、以降「脚本が魅力的ではない」という理由でシリーズへの出演を断ってきたリンダ・ハミルトンが出演。また『オデッセイ』『ブレードランナー2049』で注目を集めた若手女優マッケンジー・デイヴィスの出演も明らかになっている。

 現在、アメリカのネバダ州ラスベガスで行われている全米劇場所有者協会(NATO)が主催するコンベンション『シネマコン』で現地時間4日午前10時より行われたパラマウント・ピクチャーズ(本作の北米の配給会社)のラインナップ発表会に、シュワルツェネッガーも急きょかけつけ、「もちろん、アイル・ビー・バック、アスタ・ラ・ビスタ・ベイビーって言っているよ。他に何があるんだ?」と断言。

 ほかに、ハミルトン、マッケンジー・デイヴィス、ナタリー・レヴェス、ガブリエル・ルナ、ミラー監督らも登壇。ミラー監督は「この作品はジム(ジェームズ・キャメロン)の代表的なヒット作の正当な続編となる。ほどばしる情熱をスクリーンから感じるだろう」と自信たっぷり。ハミルトンは「この脚本、ストーリー、キャスト、監督だったから、私はこのシリーズに戻ってきた」と語った。製作中の本編クリップが披露されると、観客から拍手喝采が沸き起こった。

(C)2019 Skydance Productions, LLC, Paramount Pictures Corporation and Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.

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  • 米ラスベガスで開催された『シネマコン』に姿を現したアーノルド・シュワルツェネッガー。彼がカムバックした『ターミネーター:ニュー・フェイト』は11月に日本公開
  • (左から)ガブリエル・ルナ、ナタリー・レヴェス、マッケンジー・デイヴィス、リンダ・ハミルトン
  • アーノルド・シュワルツネッガー演じるT-800、リンダ・ハミルトン演じるサラ・コナー、マッケンジー・デイヴィス演じる新キャラクターの場面写真

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