俳優の佐藤浩市が2日、都内で行われた映画『赤い雪 Red Snow』の舞台あいさつに出席。今作で「久しぶり」という悪役を熱演した佐藤は「楽しいですよ、悪いのは」とニヤリとほほ笑んだ。 セリフだけでなく「薄汚くしたかったので歯を黄色く塗った」とビジュアル面でも悪役になりきった。その怪演ぶりについて「そういう小細工をやって、初号を観た時に自分の中で嫌な感じがしたと思ったら『あ、三國連太郎だ』って。“擬似・三國連太郎”になっていたのが、すごい嫌だった」と苦笑いで明かすと、共演の井浦新からは「背筋がゾクゾクっとしましたね。モニター越しの笑みが本当に怖かった」と称賛の言葉があがっていた。