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【U-NEXT BOXING.4】格闘技見るならU-NEXT
今大会の注目カードは、メインイベントの WBA世界バンタム級タイトルマッチ。
<正規王者>堤聖也(角海老) vs <暫定王者>ノニト・ドネア(フィリピン)の頂上決戦が行われる。
さらに、セミファイナルでは WBA・WBO世界ライトフライ級統一戦、
<WBA王者>高見亨介(帝拳) vs <WBO王者>レネ・サンティアゴ(プエルトリコ)が決定している。
また、フライ級8回戦では、ユーリ阿久井政悟の再起戦が実現。
3月の『U-NEXT BOXING.2』で寺地拳四朗との激闘の末に惜敗したユーリが、再び世界への道を切り開くことができるのか注目だ。
激戦必至の『U-NEXT BOXING.4』――その見どころを紹介していく。
注目カード
WBA世界バンタム級王者・堤聖也、伝説の名王者ノニト・ドネアと激突へ

記者会見時、ドネアのポスター前で記念撮影

公開練習で見せたミット打ち
生年月日:1995年12月24日
身長:166cm
ボクシングスタイル:スイッチ
プロ戦績:15戦12勝(8KO)3分け
WBA世界バンタム級王者・堤聖也が、世界5階級制覇を成し遂げたレジェンド、ノニト・ドネアを迎え撃つ。
堤は今年2月、比嘉大吾戦でキャリア初のダウンを喫するも、驚異的な粘りで立て直し、終盤にはダウンを奪い返して王座を死守。激闘の中で見せた勝負強さは、堤というボクサーの真価を世界に示した。
強靭なフィジカルとタフなスタミナ、そして一瞬の隙を逃さない勝負勘。どんな展開でも崩れない安定感は、いまや世界トップクラスの証と言える。

堤聖也vsノニト・ドネア
歴史を作り続けてきたレジェンドと、次の時代を切り拓こうとする若き王者。誇りを懸けた頂上決戦が、いよいよ幕を開ける。
高見亨介、初防衛戦を飛び越え統一戦へ!「守る意識はない」2本のベルトを懸け大一番

対戦相手のサンティアゴ選手の前で記念撮影する高見亨介
生年月日:2002年4月5日
身長:166cm
ボクシングスタイル:オーソドックス
プロ戦績:10戦10勝(8KO)
今年7月に開催された『U-NEXT BOXING.3』で、WBA世界ライトフライ級タイトルマッチに臨んだ高見。エリック・ロサを相手に10回TKO勝利を収め、見事タイトルを奪取した。
通常であれば初防衛戦が見込まれるタイミングだが、高見が選んだのは思い切ったチャレンジだった。他団体王者との統一戦、2本のベルトを懸けた大一番である。前回の試合直後、高見は帝拳ジム・浜田剛史会長に「防衛戦よりも統一戦がしたい」と直訴し、その強い思いが早くも実を結んだ形となった。
「まさかこんなに早く決まるとは」と驚きを口にしつつも、「1試合ずつ緊張感を持って、いい試合をしていきたい」「守る意識はない」と、11月のカード発表記者会見で意気込みを語っていた。

高見亨介vsレネ・サンティアゴ
プロ戦績は10戦10勝(8KO)の無敗。ボクシング界の次代を担う存在として注目を集める一方、会見では自身のYouTubeチャンネル開設も発表。若手らしい柔軟な発信スタイルで、新たなファン層の獲得にも意欲を示した。
ユーリ阿久井、9か月ぶり再起戦へ!フライ級で世界再挑戦へ“復活ロード”始動

今回、再起戦に挑むユーリ阿久井政悟
生年月日:1995年9月3日
身長:164cm
ボクシングスタイル:右ボクサーファイター
プロ戦績:25戦21勝(11KO)3敗1分け
ユーリ阿久井が、9か月ぶりとなるリングに戻ってくる。3月に開催された『U-NEXT BOXING.2』のWBC・WBA世界フライ級王座統一戦で、当時WBC王者だった寺地拳四朗に12回TKOで敗れ、王座から陥落。試合後には進退を白紙としていたが、約2週間後には再び練習を再開し、フライ級での世界王座奪還を見据えて歩みを進めてきた。

ユーリ阿久井政悟vsヴィンセント・ラカール