俳優の濱田岳と女優の国仲涼子が10日、東京・渋谷のNHKで、土曜ドラマスペシャル『ベトナムのひかり〜ボクが無償医療を始めた理由〜』(12日 後9:00〜10:13 総合)の試写会に出席。ベトナムで2週間にわたる撮影中、濱田は「慣れない異国の地での撮影は大変で、日本の味も恋しくなっていた中、国仲さんからメールが届いて、現場のテンションがすごく上がった」と、国仲に感謝した。
同作は、ベトナムで15年以上にわたって、無償医療を続けている眼科医・服部匡志医師の実話をもとにしたドラマ。内視鏡を使った網膜手術では比類ない腕前の羽鳥志郎(濱田)が、ベトナムで「医者の仁」を体現し、実践するまでの姿を描く。
昨年10月、大阪で1週間、撮影があった後、ベトナムへ移動。大阪での撮影のみだった国仲は「みんなはベトナムに着いたかな? 撮影順調かな? と気になって。濱田さんにメールをしたら、皆さんで楽しそうにご飯を食べている写真が送られてきて、ホッとしました。オールアップの頃に連絡したら、濱田さんから『国仲さんにも、(キムラ)緑子さんにも自信を持てる作品に仕上がりました』と返事がきて、うれしく思いました」と、メールについて説明した。
志郎のベトナムでの医療活動を応援する妻・結衣を演じた国仲は「器の大きい妻を演じました。忍耐力と理解力と女性として大事なものが備わっている女性だったので、私もそういう女性でありたいな、と演じながら思っていました」と話していたが、濱田たちへ送ったメールの話から国仲自身の“器の大きさ”もうかがえた。
濱田は「いま僕がしゃべっている間にも、服部先生は、ベトナムや日本の各地で光を失いかけている患者さんの治療に当たっている。服部さんへのリスペクト、演じる責任、使命があると、勝手に感じて撮影に臨みました」と思い入れたっぷりに、「素敵な時間をありがとうございました」と服部医師やベトナムのキャスト・スタッフにも感謝。
英語やベトナム語が話せない濱田たち日本チームと、日本語はもちろん英語も得意でないベトナムチームによる撮影現場は「根性でやるしかない状態」。それでも毎日の撮影が濃厚で楽しかったといい、「初めて会う日本人が僕になる人もたくさんいると思ったので、日本代表の気持ちで臨みました。まさか自分が、気持ちでやるしかない、なんて言うとは思わなかったけど、それを信じてやり続けたら、あるシーンで、言葉は通じていないはずなのに、涙を流してくれたり、お芝居はことばじゃないってことを改めて知ることができました」と充実した表情をみせていた。
同作は、ベトナムで15年以上にわたって、無償医療を続けている眼科医・服部匡志医師の実話をもとにしたドラマ。内視鏡を使った網膜手術では比類ない腕前の羽鳥志郎(濱田)が、ベトナムで「医者の仁」を体現し、実践するまでの姿を描く。
昨年10月、大阪で1週間、撮影があった後、ベトナムへ移動。大阪での撮影のみだった国仲は「みんなはベトナムに着いたかな? 撮影順調かな? と気になって。濱田さんにメールをしたら、皆さんで楽しそうにご飯を食べている写真が送られてきて、ホッとしました。オールアップの頃に連絡したら、濱田さんから『国仲さんにも、(キムラ)緑子さんにも自信を持てる作品に仕上がりました』と返事がきて、うれしく思いました」と、メールについて説明した。
志郎のベトナムでの医療活動を応援する妻・結衣を演じた国仲は「器の大きい妻を演じました。忍耐力と理解力と女性として大事なものが備わっている女性だったので、私もそういう女性でありたいな、と演じながら思っていました」と話していたが、濱田たちへ送ったメールの話から国仲自身の“器の大きさ”もうかがえた。
濱田は「いま僕がしゃべっている間にも、服部先生は、ベトナムや日本の各地で光を失いかけている患者さんの治療に当たっている。服部さんへのリスペクト、演じる責任、使命があると、勝手に感じて撮影に臨みました」と思い入れたっぷりに、「素敵な時間をありがとうございました」と服部医師やベトナムのキャスト・スタッフにも感謝。
英語やベトナム語が話せない濱田たち日本チームと、日本語はもちろん英語も得意でないベトナムチームによる撮影現場は「根性でやるしかない状態」。それでも毎日の撮影が濃厚で楽しかったといい、「初めて会う日本人が僕になる人もたくさんいると思ったので、日本代表の気持ちで臨みました。まさか自分が、気持ちでやるしかない、なんて言うとは思わなかったけど、それを信じてやり続けたら、あるシーンで、言葉は通じていないはずなのに、涙を流してくれたり、お芝居はことばじゃないってことを改めて知ることができました」と充実した表情をみせていた。

2019/01/10