平成最後の大みそかに実現したボクシング50戦無敗の元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(41)対デビュー28連勝中の“キックボクシングの神童”那須川天心(20)の一戦は、キャリアと体重差(前日の軽量時で4.6キロ)をフルに生かし、メイウェザーが1ラウンド2分19秒で天心をノックアウトした。 11月5日の対戦会見直後にメイウェザーがインスタグラムで一方的にキャンセル宣言、そして改めて実現発表に至った“世紀の一戦”。直前までルール問題が紛糾し、メイウェザーは試合開始1時間半前の午後9時半ころに会場入りするという異例づくめだったが、平成30年12月31日午後11時19分、約3万人の会場の観客と世界中のファンがテレビ越しに見守るなか、運命のゴングが鳴らされた。
2018/12/31