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後半好調『SUITS』、月9復調を示せるか

 織田裕二主演のフジテレビ系月9ドラマ『SUITS/スーツ』。初回視聴率14.2%を記録してからも10%前後を推移し、最終回前の第10話(10.4%)までの平均は二桁超え。コンフィデンス誌の満足度「オリコンドラマバリュー」では、週ごとにポイントが上下しながらも第7話から上昇傾向にある。放送前に比べて、すっかり話題に上ることが少なくなった感がある同作だが、後半とくに好調な推移を見せている。

 同作は、現在シーズン8が放送中の全米ヒットドラマ『SUITS』が原作。織田演じる勝つためには手段を選ばないエリート弁護士・甲斐正午と、中島裕翔演じる弁護士資格を持たないニセ弁護士・鈴木大輔の2人がバディを組み、数々の難解な訴訟をあらゆる手段で解決していく痛快エンタテインメントだ。

 ドラマバリューでは、初回66Ptと好調なスタートを切ったものの、その後50Pt台を放送回によって上下しながら推移。しかし、第6話で63Ptに引き上げると、第8話から70Pt台をキープ。中盤から後半にかけては、右肩上がりに満足度を高めている。

 視聴者のからは、「どの役者さん(キャラクター)も個性があって、物語を彩っている。どのシーンをみてもおもしろい」(20代女性/千葉)、「ハラハラしたり、ほっこりしたり、観ていて楽しいドラマ。最後はどのような結末になるのか気になる」(40代女性/京都)、「偽り弁護士の立場をどう処理をするのか見逃せない」(50代女性/大阪)、「都会的でスタイリッシュな感じの雰囲気がよい。これまでのいろいろな問題を最終回でどう解決すのか楽しみ」(50代男性/和歌山)、「悪者を懲らしめる流れがとくに良くできている。観ていてスッキリさせてくれる痛快なドラマ」(50代男性/神奈川)といった意見が多く寄せられている。

 一方、オリジナルのファンからは「物足りなさを感じる」というコメントも見られるが、その設定と毎回カタルシスがあるストーリー性が視聴者を惹きつけているようで、比較的年齢が高い層が熱心に見入っている様子がうかがえる。

 フジ月9としては前期の『絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜』に続いて、視聴率二桁で最終回を迎えようとしている同作。満足度でも第8話から70Pt台の高水準をキープしており、ラストでの自己最高値更新も十分期待できる。

 近年苦戦を続けてきた月9だが、今年は4月期の『コンフィデンスマンJP』も満足度が高く、さらに続く2作も好成績で終わろうとしている。かつての若者向け恋愛ドラマから、オール世代へのエンタテインメントドラマへシフトしてきた月9の復調の兆しとなるのか。まずは、有終の美を飾ることができるか、『SUITS/スーツ』の最終回に注目したい。
(※視聴率は関東地区、ビデオリサーチ調べ)

関連写真

  • フジテレビ系月9ドラマ『SUITS/スーツ』(C)フジテレビ
  • 『SUITS/スーツ』ドラマバリュー満足度の項目別ポイント

提供元:CONFIDENCE

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