11/12付のオリコン文庫ランキングでは、2011年に刊行された作品が2作品同時に急浮上した。15位の『ジーヴズの事件簿 才智縦横の巻』、そして32位の『ジーヴズの事件簿 大胆不敵の巻』。イギリスのユーモア小説作家P.G.ウッドハウスの代表作である「執事のジーヴズ」シリーズ作品だ。ご主人であるバーティーに仕える天才執事ジーヴズが、様々な事件やトラブルを解決していく痛快ストーリーとなっている。
10月20日付朝刊の全国紙各紙に、皇后美智子様が84歳のお誕生日に合わせた文書回答が掲載されたが、その中での「公務を離れたら何をしたいか」という問いに「読書」を挙げ、さらに「ジーヴスも二、三冊待機しています」と同書に言及されたことからツイッターなどで話題となり、探偵小説ファンや作品を知らない層の興味を引いたようだ。
その後、出版元の国書刊行会と文芸春秋社には書店や個人から注文や問い合わせが殺到し、品切れも発生したため重版を決めたという。今回ランクインした文春文庫版は選り抜きの傑作選となっており、まずはお試しでこちらを手に取る人が多かったことが予想される。
10月20日付朝刊の全国紙各紙に、皇后美智子様が84歳のお誕生日に合わせた文書回答が掲載されたが、その中での「公務を離れたら何をしたいか」という問いに「読書」を挙げ、さらに「ジーヴスも二、三冊待機しています」と同書に言及されたことからツイッターなどで話題となり、探偵小説ファンや作品を知らない層の興味を引いたようだ。
その後、出版元の国書刊行会と文芸春秋社には書店や個人から注文や問い合わせが殺到し、品切れも発生したため重版を決めたという。今回ランクインした文春文庫版は選り抜きの傑作選となっており、まずはお試しでこちらを手に取る人が多かったことが予想される。
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2018/11/09