HTB北海道テレビ開局50周年ドラマ『チャンネルはそのまま!』が6日、同局の旧社屋(札幌市豊平区平岸)内でクランクアップを迎えた。9月15日のクランクインから約2ヶ月。主演の芳根京子(21)は「HTBさんには今回、初めてお邪魔させてもらって、家族のように毎日あたたかく迎えてくださって、たくさん思い出ができました。終わってしまって、さみしいなって思います」と涙ぐむほど、撮了を惜しんでいた。
同ドラマは、札幌在住の漫画家・佐々木倫子氏の同名作品を実写化。札幌のローカルテレビ局「HHTV北海道★(ほし)テレビ」を舞台に、謎の採用枠「バカ枠」で入社し報道部に配属され新人記者となった雪丸花子(芳根)が周りを巻き込み、旋風を起こす極上コメディー。
この日、最後に撮影されたのは、旧社屋のニューススタジオをそのまま使って、オリジナルキャストのNPO法人代表・蒲原正義(かんばら・まさよし)役の大泉洋(45)が山根一役の飯島寛騎(22)からスタジオインタビューを受け、そこに花子が登場するシーン。芳根のクランクアップには、既に撮影を終えていた花子の同期役で出演する宮下かな子、島太星、瀧原光、長田拓郎が駆けつけ、一人ひとり、芳根に花束を手渡すというサプライズがあった。芳根は「みんな大好きです!」と大粒の涙を流して、感謝していた。
その直後、芳根をはじめ、飯島、大泉、本広克行総監督、嬉野雅道プロデューサーがそろって記者会見を行い、本広総監督は「間違いなく傑作ができた! 皆さん驚愕すると思う!」と自信たっぷりにコメントした。
芳根は「クランクアップの実感がなくて、まだまだ撮影が残っているんじゃないかという気持ちです。本当にあっという間でした」と語り、「何があってもいつも変わらない花子に背中を押してもらった感じです。花子を通して成長することができました」と噛みしめた。
『水曜どうでしょう』や『ハナタレナックス』など、同局とは二十歳の頃から25年の付き合いになる大泉は「そんなにやさしくされたことない。お金がないからアットホームだけが売り。騙されちゃいけない」などと茶々を入れながらも「芳根さんの周りからの愛され方がすごい。この2ヶ月間、芳根さんが主演としてすばらしい現場を作ってきたと感じた」と語ると、その言葉にも芳根は感涙していた。
札幌出身の飯島寛騎も「山根がエリートとしてどう全うするかたくさん悩んだが、いろんな新しい発見があった。終わってしまって本当にさみしい。でも、間違いなく良い作品になったと思う」と力強くコメントした。
また、大泉は今回のオリジナルキャラクターについて、「実にふわっとしたオファーだったのに、台本を読んだら、私が主演している映画の台本よりもせりふが多い。こんなに大事な役ならちゃんと考えたかった」などとぼやきがらも「嬉野さんから長いメールが届いて、『HTB旧社屋50年の幕を閉じるのはあなただ』と言われ、やる気になった」と、熱演ぶりを伺わせた。
同局は9月に、札幌市の中心部に完成したばかりの新社屋にすべてを移し、空(から)になった旧社屋をそのまま「HHTV」に見立ててドラマの撮影を行ってきた。しかし、それもこの日が最後。旧社屋は全ての役割を終えることになる。嬉野プロデューサーは「この社屋最後の日に、『チャンネルはそのまま!』というドラマのHHTV(北海道★テレビ)として終わる。これだけの豪華な顔ぶれと共にこれを見送れるという事は、非常に僕はハッピーでラッキーなことだと思う」と感慨もひとしおだった。
また、クランクアップにいなかった藤村忠寿監督に対して、芳根が「花子は小倉部長(藤村)とバカ枠としてコンビを組んだシーンもあってすごく寂しいけど、感謝の気持ちを伝えたいので、今度お会いできる日まで私も頑張ろうと思います」、飯島も「藤村さんにすごく助けられたし、笑いに貪欲ですごく勉強になりました」と述べる一方、大泉は「あの男、こんな大事な日に自分の母校の講演会に行ってるんですよ。3年前から入ってたって。あんな男いない方がいいんですよ」と、会場の笑いを誘っていた。
さらにこの場では、鈴井貴之会長をはじめクリエイティブオフィスキュー所属タレントが総出演していることも発表された。鈴井会長はHHTVの社長役を務める。全5話の連続ドラマとして、Netflixで先行独占配信を行った後、北海道地区の地上波ローカルで来年3月放送予定。
同ドラマは、札幌在住の漫画家・佐々木倫子氏の同名作品を実写化。札幌のローカルテレビ局「HHTV北海道★(ほし)テレビ」を舞台に、謎の採用枠「バカ枠」で入社し報道部に配属され新人記者となった雪丸花子(芳根)が周りを巻き込み、旋風を起こす極上コメディー。
この日、最後に撮影されたのは、旧社屋のニューススタジオをそのまま使って、オリジナルキャストのNPO法人代表・蒲原正義(かんばら・まさよし)役の大泉洋(45)が山根一役の飯島寛騎(22)からスタジオインタビューを受け、そこに花子が登場するシーン。芳根のクランクアップには、既に撮影を終えていた花子の同期役で出演する宮下かな子、島太星、瀧原光、長田拓郎が駆けつけ、一人ひとり、芳根に花束を手渡すというサプライズがあった。芳根は「みんな大好きです!」と大粒の涙を流して、感謝していた。
その直後、芳根をはじめ、飯島、大泉、本広克行総監督、嬉野雅道プロデューサーがそろって記者会見を行い、本広総監督は「間違いなく傑作ができた! 皆さん驚愕すると思う!」と自信たっぷりにコメントした。
芳根は「クランクアップの実感がなくて、まだまだ撮影が残っているんじゃないかという気持ちです。本当にあっという間でした」と語り、「何があってもいつも変わらない花子に背中を押してもらった感じです。花子を通して成長することができました」と噛みしめた。
『水曜どうでしょう』や『ハナタレナックス』など、同局とは二十歳の頃から25年の付き合いになる大泉は「そんなにやさしくされたことない。お金がないからアットホームだけが売り。騙されちゃいけない」などと茶々を入れながらも「芳根さんの周りからの愛され方がすごい。この2ヶ月間、芳根さんが主演としてすばらしい現場を作ってきたと感じた」と語ると、その言葉にも芳根は感涙していた。
札幌出身の飯島寛騎も「山根がエリートとしてどう全うするかたくさん悩んだが、いろんな新しい発見があった。終わってしまって本当にさみしい。でも、間違いなく良い作品になったと思う」と力強くコメントした。
また、大泉は今回のオリジナルキャラクターについて、「実にふわっとしたオファーだったのに、台本を読んだら、私が主演している映画の台本よりもせりふが多い。こんなに大事な役ならちゃんと考えたかった」などとぼやきがらも「嬉野さんから長いメールが届いて、『HTB旧社屋50年の幕を閉じるのはあなただ』と言われ、やる気になった」と、熱演ぶりを伺わせた。
同局は9月に、札幌市の中心部に完成したばかりの新社屋にすべてを移し、空(から)になった旧社屋をそのまま「HHTV」に見立ててドラマの撮影を行ってきた。しかし、それもこの日が最後。旧社屋は全ての役割を終えることになる。嬉野プロデューサーは「この社屋最後の日に、『チャンネルはそのまま!』というドラマのHHTV(北海道★テレビ)として終わる。これだけの豪華な顔ぶれと共にこれを見送れるという事は、非常に僕はハッピーでラッキーなことだと思う」と感慨もひとしおだった。
また、クランクアップにいなかった藤村忠寿監督に対して、芳根が「花子は小倉部長(藤村)とバカ枠としてコンビを組んだシーンもあってすごく寂しいけど、感謝の気持ちを伝えたいので、今度お会いできる日まで私も頑張ろうと思います」、飯島も「藤村さんにすごく助けられたし、笑いに貪欲ですごく勉強になりました」と述べる一方、大泉は「あの男、こんな大事な日に自分の母校の講演会に行ってるんですよ。3年前から入ってたって。あんな男いない方がいいんですよ」と、会場の笑いを誘っていた。
さらにこの場では、鈴井貴之会長をはじめクリエイティブオフィスキュー所属タレントが総出演していることも発表された。鈴井会長はHHTVの社長役を務める。全5話の連続ドラマとして、Netflixで先行独占配信を行った後、北海道地区の地上波ローカルで来年3月放送予定。
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2018/11/07