女優の倉科カナが26日、都内で行われた映画『あいあい傘』初日舞台あいさつに登壇した。映画の内容にちなみ“今年一番泣いたエピソード”を聞かれた倉科は「某刑事ドラマを毎年演っているんですけど、すごく長いシーンがあって、一連で(撮影)いくことになって。すごく説明せりふが長いシーンで、何度やってもNGを出してしまって。すっごく悔しくて放心状態で車に乗って、ショックでカバンを現場に忘れてきました…帰りは悔しくて号泣です」と照れ笑いしながら明かした。 するとすかさず父親役を演じた落語家の立川談春が「せりふが言えなくて泣いたのか、カバンを忘れて泣いたのか……聞くのも野暮ですが…」と恐る恐る尋ねると「どちらもです。相打ちですね。もうそのときはボロボロで泣きました」と正直に明かしてその場を和ませた。
2018/10/26