関西の視聴率男と呼ばれテレビタレントとして活躍、本業の歌手としても数々の名曲を世に放ち、関西のカリスマとして人気を博したやしきたかじんさん(享年64)。その知られざる長い下積み時代から晩年までを、本人の著書、発言、関係者への取材を基にフィクションとして制作された、カンテレの2時間ドラマ『なめとんか やしきたかじん誕生物語』(11月20日 後7:00〜8:59※関西ローカル)の出演者が新たに発表された。
平成30年度文化庁芸術祭への参加が決定した同ドラマに主演するのは、駿河太郎。今回、発表されたのは、たかじんさんの人生に多大な影響を与えた実在の人物をモデルとしたキャラクターのキャストたち。
たかじんの大学時代のバイト先のオーナーで、祇園のクラブでの弾き語りの仕事を斡旋したり、父親のように見守る恩人・佐々木役に山口智充。「佐々木さんという方は本(著書)を読ませていただいて知りました。ご本人は、写真を見るとオールバックの方で、人となりも、太陽のように明るくて豪快な人で、面倒見もよい人物のようで、『じんちゃんをなんとかしてやろう』と思っている人。自分的には入りやすいと思いました」と、コメントした。
たかじんの歌の才能を見出し、レコードデビューさせたキングレコードの社員をモデルにした竹中役に西村和彦。生前のたかじんさんとは面識があり、祇園の行きつけのバーでよく一緒になったという。そこでのたかじんさんの印象は「カメラの回っているところと、そうでないところで表情が違うなと思いました。飲んで騒いでいるときも、ふとした時に素に戻って寂しそうな目をした、そのギャップが印象的でした」。
歌手・やしきたかじんをバックアップする竹中という役を演じるにあたって、西村は「すごくありがたくて贅沢なことだなと思いました。たかじんさんにお世話になった人で、この作品にちょっとでもいいから出たいという思いを持った人はたくさんいると思う。その人たちの気持ちがのっかってる作品なので、呼んでいただいた幸せをかみしめながら、下手打たんように頑張らなあかんなと思います」と熱く語った。
そして、高校時代の親友であり、たかじんに歌詞を提供する作詞家・山崎役を石田明(NON STYLE)が演じる。たかじんさんの番組の前説をやっていたという石田は、初対面のたかじんさんの印象に圧倒されたという。「17〜8年くらい前ですかね。楽屋にあいさつにいったら、シャンパンやワインがテーブルに広がっててびっくりしました。『うわっ!これが芸能界か?』って。せりふで『たかじん!』って呼ぶところがあるんですけど、油断すると“たかじんさん”って言うてまうんです」と語る。
今回、親友の作詞家役を演じるにあたり、「作品を生み出すのがうれしい時期から、生み出すことが苦しい時期が来るんです。そういうときの(作詞家・山崎の)葛藤はわかる気がします。僕もネタを相方に渡したりするけれど、渡すときのドキドキ感とかありますから、書いた歌詞をたかじんに渡すシーンなどは気持ちがわかります」と、漫才台本などを書く創作者として共感する部分があるという。
ホステス役に村川絵梨、三船美佳、ラジオ局のプロデューサー役に桂ざこば、さらにオール巨人、大平サブロー、秋野暢子、トミーズ健、遙洋子、木本武宏(TKO)、月亭八光、団長安田(安田大サーカス)、岡山祐児(オーケイ)など、たかじんさんに縁のある人物も数多く登場する。
主演の駿河は「たかじんさんとゆかりのある方々もたくさん出てくださいますし、本当に1シーンとか2シーンだけでこんな人らが出てきてくれんねんや、っていうようなことになってて。そこにいられることが僕は幸せですし、たかじんさんのことが好きやった視聴者の方も楽しめる作品になるのではないかと思っております」とアピールする。やしきたかじんという人間が関西のカリスマと言われるまで、青春時代からどのような人々に出会い、影響を受けてきたのか、知られざるエピソードを描いていく。
平成30年度文化庁芸術祭への参加が決定した同ドラマに主演するのは、駿河太郎。今回、発表されたのは、たかじんさんの人生に多大な影響を与えた実在の人物をモデルとしたキャラクターのキャストたち。
たかじんの大学時代のバイト先のオーナーで、祇園のクラブでの弾き語りの仕事を斡旋したり、父親のように見守る恩人・佐々木役に山口智充。「佐々木さんという方は本(著書)を読ませていただいて知りました。ご本人は、写真を見るとオールバックの方で、人となりも、太陽のように明るくて豪快な人で、面倒見もよい人物のようで、『じんちゃんをなんとかしてやろう』と思っている人。自分的には入りやすいと思いました」と、コメントした。
たかじんの歌の才能を見出し、レコードデビューさせたキングレコードの社員をモデルにした竹中役に西村和彦。生前のたかじんさんとは面識があり、祇園の行きつけのバーでよく一緒になったという。そこでのたかじんさんの印象は「カメラの回っているところと、そうでないところで表情が違うなと思いました。飲んで騒いでいるときも、ふとした時に素に戻って寂しそうな目をした、そのギャップが印象的でした」。
歌手・やしきたかじんをバックアップする竹中という役を演じるにあたって、西村は「すごくありがたくて贅沢なことだなと思いました。たかじんさんにお世話になった人で、この作品にちょっとでもいいから出たいという思いを持った人はたくさんいると思う。その人たちの気持ちがのっかってる作品なので、呼んでいただいた幸せをかみしめながら、下手打たんように頑張らなあかんなと思います」と熱く語った。
そして、高校時代の親友であり、たかじんに歌詞を提供する作詞家・山崎役を石田明(NON STYLE)が演じる。たかじんさんの番組の前説をやっていたという石田は、初対面のたかじんさんの印象に圧倒されたという。「17〜8年くらい前ですかね。楽屋にあいさつにいったら、シャンパンやワインがテーブルに広がっててびっくりしました。『うわっ!これが芸能界か?』って。せりふで『たかじん!』って呼ぶところがあるんですけど、油断すると“たかじんさん”って言うてまうんです」と語る。
今回、親友の作詞家役を演じるにあたり、「作品を生み出すのがうれしい時期から、生み出すことが苦しい時期が来るんです。そういうときの(作詞家・山崎の)葛藤はわかる気がします。僕もネタを相方に渡したりするけれど、渡すときのドキドキ感とかありますから、書いた歌詞をたかじんに渡すシーンなどは気持ちがわかります」と、漫才台本などを書く創作者として共感する部分があるという。
ホステス役に村川絵梨、三船美佳、ラジオ局のプロデューサー役に桂ざこば、さらにオール巨人、大平サブロー、秋野暢子、トミーズ健、遙洋子、木本武宏(TKO)、月亭八光、団長安田(安田大サーカス)、岡山祐児(オーケイ)など、たかじんさんに縁のある人物も数多く登場する。
主演の駿河は「たかじんさんとゆかりのある方々もたくさん出てくださいますし、本当に1シーンとか2シーンだけでこんな人らが出てきてくれんねんや、っていうようなことになってて。そこにいられることが僕は幸せですし、たかじんさんのことが好きやった視聴者の方も楽しめる作品になるのではないかと思っております」とアピールする。やしきたかじんという人間が関西のカリスマと言われるまで、青春時代からどのような人々に出会い、影響を受けてきたのか、知られざるエピソードを描いていく。
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2018/10/05