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【半分、青い。】有田哲平、リハーサルで痛感した朝ドラとバラエティーの違い

 NHKで放送中の連続テレビ小説『半分、青い。』(月〜土 前8:00 総合ほか)の終盤の“キーマン(?)”として、8月24日放送の第125回(第21週)から登場した、津曲雅彦を演じる有田哲平(47)。アラフォーになったヒロイン・鈴愛(永野芽郁)の人生を面白い方向へと転がしてくれた人物だ。有田自身は「終盤のキーパーソン、って紹介されていたみたいですけど、おこがましいです。申し訳ない」と、恐縮している。

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 岐阜・梟町のつくし食堂に、突然現れたかと思えば、第22週(8月27日〜9月1日)で、鈴愛が考えた話すぬいぐるみ「岐阜犬」を商品化したいと言い出し、鈴愛が再上京するきっかけを作る。ところが、第23週(9月3日〜8日)では、岐阜犬が大ヒットしたことで調子に乗って作った商品で大失敗し、巨額の負債を抱えて夜逃げしており、2年ぶりに鈴愛の前に姿を現した時には、ちゃっかりシェアオフィスのカフェで塩ラーメンを作っていた。第24週(9月10日〜15日)では離れて暮らす息子(妻とは離婚)も登場。その息子もいじめが原因でマスクを外せない心に傷を負っているという波乱万丈ぶりだ。

 そんな津曲について有田は「僕もこの業界入って、テレビに出始めて、調子に乗って業界用語とか使いたくて仕方なかった時期があったんで、バブリーな時代を駆け抜けた津曲のすぐ調子に乗っちゃう気持ちがわからなくもないですけどね(笑)。人間なんで、魔が差すこともあるけれど、最後の最後で人を裏切ることができない、情の深い男だと思っています」。

 撮影現場では「ずっとしゃべり続けていました」と振り返る。「途中から参加してもよそ者扱いされなかったし、休憩時間に話しかけても嫌な顔しないで聞いてくれたし、本当に温かい現場でした。永野芽郁ちゃん、佐藤健くん、小西真奈美ちゃん、みんなと深い話をしましたねぇ。本番が始まるまでしゃべって、撮り終わった後もしゃべって、どっちがメインかわからないくらいでした。『きょうの有田さんの出番は以上です』と言われても帰らずに、待機スペースで息子・修次郎役の荒木飛羽くんとしゃべり続けていたこともありました」。

 お笑いコンビ・くりぃむしちゅーのボケ担当として、多数のバラエティー番組で活躍してきた有田。バラエティー番組などで見るイメージそのままの姿が目に浮かぶようだ。俳優としては、昨年7月期にTBSほかで放送された深夜ドラマ『わにとかげぎす』が連ドラ主演作で、テレビドラマや映画の出演経験は実は少ない。

 「これまでにもドラマや映画に出ませんか?と、声をかけていただくことがあっても、向いていないと思うので、とほとんど断ってきたところがあって。主演をやったこともないのに、食わず嫌いで断るのも失礼な話だと思って、一度やってみたのが去年の連ドラだったんですが、まぁ、大変でした(笑)。バラエティーの仕事をやりながらだったので、スケジュール面でドラマの現場に迷惑をかけましたし、撮影に使っていたアパートに冷房がなくてすごく暑かったし、同じことを10回くらい繰り返したシーンもあったし。終わった時には『あしたのジョー』のラストみたいな“まっ白な灰”になっちゃって(笑)。ドラマはしばらくやめておこうと思った矢先に、まさかの朝ドラからオファーが来て。やります、って即決しちゃったんですがね(笑)。

 『わにとかげぎす』の時には何も言ってこなかった上田(相方の上田晋也)が、『連ドラってやっぱ大変だわ』とぼやいた僕に『大変か? そうでもないんじゃないの? おれはバカボンのパパ(日本テレビのスペシャルドラマ『天才バカボン』)やったけどね』と上から目線だったのに、楽屋で『半分、青い。』の台本を読んでいたら、『何? 朝ドラ、出るの? 子どもと奥さんが毎日見てて、俺も見ているんだよ。もう鈴愛ちゃんにあったの? マジで、いいなぁ〜』と態度がコロリ。初めて、俺に嫉妬していましたね(笑)」

 鼻高々に自慢できる『半分、青い。』の現場だったが、これまでやってきた仕事との決定的な違いがあった。

 「朝ドラは、リハーサルだけをやる日があるんですよ。バラエティーの仕事でリハーサルだけ別日にすることは100%ないわけで、本番当日にリハーサルすることもほぼないですし、僕の場合はとくに、きょうのゲストは誰なのか、どんな企画があるか、ってことすら知らない状態で収録に臨むこともある。打ち合わせも準備もしない、有田式(笑)。キャストもスタッフも準備してなんぼのドラマと、まったく準備せずにその場の空気を感じながら、瞬発力で笑わせながらやっていくバラエティーとは、真逆だと思いましたし、どちらもやり甲斐のある仕事だな、と思いました。もし、今後も、すてきな俳優さんがたくさんいる中で、お笑い芸人の有田を敢えてドラマや映画の中で使ってみたいというチャレンジ精神をお持ちの方がいらしたら、ぜひお声がけいただきたいですね」



関連写真

  • 連続テレビ小説『半分、青い。』終盤のキーパーソンとなる津曲雅彦を演じる有田哲平(C)NHK
  • 一人息子・修次郎(荒木飛羽)にいいところを見せようとする津曲(C)NHK
  • 連続テレビ小説『半分、青い。』終盤のキーパーソンとなる津曲雅彦を演じる有田哲平(C)NHK

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