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清原果耶、ドラマ初主演作第1回完成に「安心しました」

 女優の清原果耶(16)が9日、東京・渋谷のNHKで自身が主演するドラマ10『透明なゆりかご』(20日スタート、毎週金曜 後10:00、全10回)の第1回試写会に出席した。

ドラマ初主演の思いを語った清原果耶 (C)ORICON NewS inc.

ドラマ初主演の思いを語った清原果耶 (C)ORICON NewS inc.

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 沖田×華氏が看護師見習い時代の実体験に基づいて描いた漫画『透明なゆりかご 産婦人科医院看護師見習い日記』(講談社)が原作。町の小さな産婦人科医院で、アルバイトの看護師見習いとして働くことになった17歳のアオイ(清原)が、幸せな出産ばかりでなく、中絶や死産といった産婦人科の“影”の部分にも向き合いながら、「命って、何だろう…」と、産まれて来る赤ちゃんの圧倒的生命力にうち震えながら、自問自答し、少しずつ成長してゆく姿を描く。脚本は、『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(3rdシーズン)の安達奈緒子氏がNHK総合で初執筆する。

 ドラマ初主演を務める清原は「うれしい思いもあったが、私が主演…みたいな。すごく不安が大きかったですし、頑張らなきゃいけないな、原作の素晴らしさを届けるために、私が何をしたらいいのかすごく考えました」と、当初の心境を振り返りながらも、「責任の大きさをプレッシャーを感じることもあったんですが、現場では、キャストや監督、スタッフのみなさんが温かく迎え入れてくれて、わりと早い段階で不安はふわっとかき消されていきました」と、周囲のサポートに感謝した。

 第1回の試写を観て、「無事に完成して安心しました」と、歳相応の笑顔を見せ、「第2回以降もそれぞれ悩みを抱えた妊婦さんが登場するのですが、皆さん人間味があって、言葉は軽くなりますが、すごく面白いドラマになると思います」と、しっかりアピールしていた。

 劇中には、分娩シーンなど、新生児が多数出演するが、いずれも医療指導に当たっている産婦人科医を通じて、趣旨に賛同した家族が協力しているとのこと。清原は「実際に赤ちゃんに現場に入っていただいて、よりリアリティーが増して、肌身に感じる緊張感、あたたかさをすごく感じてます」と、話していた。

 試写会には、舞台となる産婦人科医院の院長・由比朋寛役の瀬戸康史、先輩看護師・望月紗也子役の水川あさみも同席。撮影中、赤ちゃんが思わずおしっこをしてしまい、その場にいた清原ら全員が浴びてしまったエピソードなどを明かした。「奇跡に立ち会っている感じがします。母子ともに元気な状態で出産できる、というのは必ずしもそうではない場合もあったりするじゃないですか、医者みたいなことを言ってますが(笑)、不思議な体験をしています」(瀬戸)。「私自身も体験したことがない出来事ですが、自然に感動しますよね。人形でリハーサルをしている時も目頭が熱くなってしまって。恥ずかしくて、さとられないように隠してました」(水川)などと、真剣ながらも温かい雰囲気の現場の様子を伝えた。

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  • ドラマ初主演の思いを語った清原果耶 (C)ORICON NewS inc.
  • ドラマ10『透明なゆりかご』に出演する(左から)水川あさみ、清原果耶、瀬戸康史 (C)ORICON NewS inc.
  • ドラマ10『透明なゆりかご』第1回試写会に出席した瀬戸康史 (C)ORICON NewS inc.
  • ドラマ10『透明なゆりかご』第1回試写会に出席した水川あさみ (C)ORICON NewS inc.
  • ドラマ10『透明なゆりかご』第1回試写会に出席した清原果耶 (C)ORICON NewS inc.

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