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中尾明慶、ジミーを演じて感じたさんまとの“親子の絆”「2人の関係は誰も越えられない」

 明石家さんま企画・プロデュースのNetflixオリジナルドラマ『Jimmy〜アホみたいなホンマの話〜』が、今月20日より独占配信される。1980年代の大阪を舞台に、幼い頃から何をやっても上手くいかないジミー大西が、お笑い界の若きスーパースターであったさんまに見出され、唯一無二の芸人として次第に才能を開花させていく様子を描く。ジミーが本当に巻き起こした“ありえへん”エピソードの数々が登場するが、撮影中も「ありえへん」の連続だったと、ジミー大西とジミー役の中尾明慶が笑顔で振り返る。

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■中尾が明かすジミー役の意外な苦労 さんまの厳しい指導に本音「あの時は怖かった」

 自身を題材にしたドラマを“師匠”であるさんまが手がける…ジミー大西にとっては、それだけでも驚きだったが、実際の撮影の規模にもっと驚かされた。「最初さんまさんから楽屋で『ジミーをドラマにするけど、どうする?』と言われて『ぜひともお願いします』と言ったんです。僕はスタッフが50人くらいでこじんまりとやるのかなと思っていたら、なんとひと桁違っていて、その時にすごいことになっているなと…」。ジミー役に抜てきされた中尾は、意外なところで苦戦を強いられたと語る。

中尾「ジミーさんの『オゥ!』っていう言葉を反復で練習しましたね。読み合わせというかリハーサルの段階でスタッフの方も30人くらいいらっしゃったんですよ。その前で『オゥ!』の練習をするって、けっこう…楽しかったですけど、あの時のさんまさんは怖かったな(笑)。ジミーさんが見本でやってくれて、それを僕がやると、さんまさんが『違う!』っておっしゃって、その連続でした」

ジミー「実はね…これは誰にも出せないんですよ。だから2人でずっと『オゥ!』を言い合う感じで(笑)」

中尾「あの反復練習は恥ずかしかったし、全然知らない人が見たら、どんなドラマだって思いますね(笑)。ジミーさんの過去の映像を見たり、さんまさんとジミーさんがお2人でリハーサルしてくださるので、それを参考に役作りをしていきました。ただ再現ドラマというものでもないので、あんまりものまねになりすぎても…という部分もあって、そのバランスは難しかったです」

 そんな中尾の演技について「僕よりも中尾さんの方が、ジミーがうまい」と評していたジミー大西。改めて、その真意を聞いてみた。「僕が(本名の)大西秀明で、ジミーというキャラクターがもうひとつあるとしたら、それは中尾さんちゃうかということです。今回(ドラマという形で)客観的にジミーというのを見た時に『これオレやけど、ジミーは中尾さんや』と錯覚してしまいました。改めて、さんまさんや世間の方はジミーをこういう風に見ているのかというのがわかって、そういう意味で『ジミーは中尾さんや』と思ったんです」。

■さんまの“本気”を現場で体感 中尾はキャスティングに不満?「ちょっとカッコ良すぎる」

 芸人ではなく“プロデューサー”としての明石家さんまはどういった存在だったのか。中尾が意外な一面を教えてくれた。「あくまで僕たち役者に委ねてくれるプロデューサーという感じでした。もちろん、いつものような爆笑トークとかはそんなにはないので、そういう意味では厳しい目のさんまさんを見たのは、初めてに近いくらいです。厳しいことは言わないですし、決して叱られたりはしていないんですけど、どう見られているのかなと意識したり。(さんま役の)玉山鉄二さんは、ご本人の前でそのお芝居をしないといけないので、相当な苦労があったんじゃないのかなと思います」。

 ジミーは、玉山が放つ雰囲気に「どっかでさんまさんとリンクするところがありました」と明かす。「僕からさんまさんに話しかけるのはやっぱり怖くて、さんまさんから話してもらえる時はしゃべられるんですけど、あいさつ以外で自分から話しかけるというのはないんです。それで玉山さんに会った時に、なんか自分から話しかけにいけなかったんです。それくらいさんまさんとリンクするものがあって。ところどころ通じるところがあるなと思いました」。一方の中尾が「さんまさんは『玉山とオレは顔の系統は一緒で、お前とジミーは一緒の系統や』と僕におっしゃたんですけど、僕はちょっとカッコ良すぎるかなと思いました(笑)。ただ、プロデューサーがそう言うのであれば、それを受け入れるということでしたね」と笑わせた。

 当初は、さんま役で俳優・小出恵介が出演し、昨年7月に配信する予定だったが、小出の無期限活動停止による降板を受けて、再撮影と配信日の延期が行われた。それゆえ「吉本興業に舞台進行見習いとして就職したジミーが大失敗の反省を示すため、股間をひもで階段にくくり付け、大騒ぎになる」という衝撃的な出会いのシーンをはじめ、撮り直しとなった箇所もあったが、中尾はそれによっていろいろな発見があったという。「1回目を撮り終えて、ご飯に行かせていただいたりもしたので、ジミーさんとより距離が近くなったのですが、やっぱりさんまさんとジミーさんはものすごくステキですし、このお2人の関係だけは誰も越えられない何かがあると思いました。さんまさんが唯一、素の瞬間をジミーさんに見せることがあるのかなって思いましたね」。

 ジミーにも師匠であるさんまへの思いを聞いた。「やっぱり、なんにもわからない18歳の時にやっていた時から『やってる! やってる!』で大ブレイク、それから絵を描く…、いろいろなところですごくお世話になった育ての親です。さんまさんがおれへんかったら、ジミーはおれへんし、ジミーという名前もなかったって思います。いろんなことを振り返って、さんまさんにも迷惑をおかけしましたと反省をしていますけど、もう50歳過ぎて人格変えるのもおかしいなとなって、このままでいこうと思って、今でも小遣いもらっています(笑)。さんまさんはピン札なので(もらえる金額が)半端なんですよ。10万渡そうと思っていたら、13万入っていることがあるんです」。ウソのような本当の話…さんまとジミーの物語は今なお続いている。

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  • 明石家さんまへの思いを語った(左から)ジミー大西、中尾明慶 (C)ORICON NewS inc.
  • 明石家さんまへの思いを語った(左から)ジミー大西、中尾明慶 (C)ORICON NewS inc.

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