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木村カエラ、新曲でスタジオポノックとタッグ 『ちいさな英雄』エンディングテーマ

 歌手・木村カエラの新曲「ちいさな英雄」が、昨夏『メアリと魔女の花』(米林宏昌監督)を発表したスタジオポノックによる新作劇場アニメーション『ちいさな英雄―カニとタマゴと透明人間―』(8月24日公開)のエンディングテーマに決定した。スタジオジブリ出身である米林監督をはじめ、監督たちが携わってきた作品のファンだといい、「いつか自分の曲も一緒に何かできないかとずっと思っていたので、今回お話をいただいて、夢がかないとてもうれしく思っています」と喜んでいる。

『ちいさな英雄―カニとタマゴと透明人間―』のエンディングテーマを担当する木村カエラ

『ちいさな英雄―カニとタマゴと透明人間―』のエンディングテーマを担当する木村カエラ

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 同作は、スタジオポノックが短編アニメーションの制作レーベルとして新設した「ポノック短編劇場」の第1弾作品。カニの兄弟の大冒険ファンタジー『カニーニとカニーノ』(米林監督)、実話を基に、たまごアレルギーをもった少年シュンとその家族が懸命に生きる姿を描く『サムライエッグ』(百瀬義行監督)、見えない男の孤独な闘いをスペクタクルアクションで魅せる『透明人間』(山下明彦監督)の3編と、オープニング&クロージング映像で構成される。

 ジブリ出身の3人の監督が新天地スタジオポノックで作品を制作するにあたり、映画チーム協力のもと楽曲のイメージを作りながら、入念な打ち合わせの中で5月より制作がスタート。懸命に生きる子ども、そして彼らを温かくみつめる大人の目線、感情が相互に入れ替わり、軽やかに飛び越えていく楽曲が完成した。

 木村は「3作品のすべてをまとめるというエンディングテーマなので、映画の大きなテーマをもとに、この映画を観終わった人たちすべての人が笑顔で帰れるような楽曲をつくろうと思い、この楽曲を聴いた、子どもたちがのびのびと生きてほしい、育ってほしいと、私なりの目線で書かせてもらいました」とコメント。西村義明プロデューサーは「歌曲が完成したとき『緊張しすぎて泣きました!』と笑っていた木村カエラさんですが、こちらは思わず『すごい!』と唸りました。カエラさんの曲と真っ直ぐな声は、感傷や叙情を軽々と飛び越えて、劇場をキラキラと祝福で満たします」と絶賛している。

 サウンドプロデュースは、木村と数々の楽曲でタッグを組んできたASPARAGUSの渡邊忍が約4年ぶりに参加。また、最新ビジュアルは、カメラマンにデヴィッド・ボウイYMOを手がけてきた鋤田正義氏を迎え、撮影が行われた。「ちいさな英雄」はデジタルシングルとして8月22日配信。

■『ちいさな英雄―カニとタマゴと透明人間―』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=sTnjjMcIpuc&feature=youtu.be

関連写真

  • 『ちいさな英雄―カニとタマゴと透明人間―』のエンディングテーマを担当する木村カエラ
  • 『ちいさな英雄―カニとタマゴと透明人間―』ポスター (C)2018 STUDIO PONOC/公式サイト:ponoc.jp/eiyu
  • 『ちいさな英雄―カニとタマゴと透明人間―』は8月24日公開(C)2018 STUDIO PONOC/公式サイト:ponoc.jp/eiyu

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