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吉本興業、国産の動画配信プラットフォーム設立へ 「データの取得」「使用料の適正配分」を目指す

 吉本興業の代表取締役社長・大崎洋氏は21日、開催中の『島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭』にて、「地方」「アジア」「デジタル」をキーワードに次の100年を見据えるプロジェクトの一環として、「沖縄アジアエンタテインメントプラットフォーム(仮)」を設立する構想を発表した。

 同構想は、インターネット上にオリジナルのプラットフォームをつくり、劇場、テレビ、映画といった従来のメディアなどにとらわれず、さまざまな形式のコンテンツ(動画、ゲーム、アニメ、漫画、教育、AR/VR映像など)を配信していくというもの。世界ではネット配信を中心にコンテンツのボーダーレス化が急速に進んでいるが、吉本興業の培ってきた総合エンタテインメント会社としてのノウハウを投入し、「コンテンツの詳細データの取得」「使用料の適正配分」を2つのポイントとし、国産の総合プラットフォームを構築することを目指す。

 これまでに吉本興業は、10年続けてきた沖縄国際映画祭で、沖縄全域において通年でイベントやライブ、ワークショップなどを開催し、沖縄を日本とアジアのコンテンツが集まるハブへと育ててきた。また、今年4月には、世界で通用するクリエイターやパフォーマーを沖縄で育てることを掲げる、エンタテインメントの人材の育成に特化した「沖縄ラフ&ピース専門学校」を開校。こうした、これまでに築き上げてきた、沖縄におけるエンタテインメント産業振興と人材育成の次のステップが、同プラットフォームによるアジアならびに世界に向けた発信となるようだ。

 吉本興業では、同構想推進のための100%子会社を資金60〜100億円ほどで今年6月以降にまずは東京に設立予定(社名未定)。同プラットフォームは、無料の動画コンテンツがメインとなることを想定しており、大崎氏は「コンテンツのベースは、テレビ局とはバッティングしない番組。無料を前提に、そこから2次、3次のマネタイズを生み出す方法を検討し、そこが勝負になる」とする。なお、プラットフォームのローンチは今年夏以降を予定。コンテンツが仕上がり次第、順次配信していく。コンテンツは当初、吉本興業で制作していくが、その門戸は広げていく方針。先々には、さまざまなコンテンツホルダーや制作会社、個人のクリエイターなどの参加も想定している。同社共同代表取締役COOの岡本昭彦氏は「関係していただけるみなさまとつながりを持ち、クールジャパンの発展に寄与できれば」とコメントした。



提供元:CONFIDENCE

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