アニメ映画化されて大ヒットした『この世界の片隅に』の原作者、こうの史代氏が2004年に発表した漫画『夕凪の街 桜の国』(双葉社)が、被爆地の放送局として、核と平和に向き合う番組を制作し続けてきたNHK広島放送局の開局90年ドラマとして映像化される。総合テレビで8月6日(後7:30〜8:43)に放送予定。
『夕凪の街 桜の国』は、原爆投下後の広島市を描いた作品で、日常生活をユーモアあふれる素朴なタッチで描きながらも、原爆に翻弄された女性と家族のひたむきに生きる姿が胸を打つ物語。過去にも映像化、舞台化されてきた名作に、今回は常盤貴子、川栄李奈らが挑む。
昭和30年、思いがけない悲劇に襲われる女性。そしてそれから70年以上の時を経た平成30年、隠されてきた家族の歴史を図らずも知ることになる、もう一人の女性。二つの時代をつなぐ一本の“糸”を手繰る中で、幸せとは何か? 家族とは何か?という問いが、世代を超えてじんわり胸に迫る。
現代を生きる主人公・石川七波を演じる常盤は「実は私、これまでの人生で広島市内に行ったことがありません。そのことがずっと心に引っかかりながらも、『いつの日か』と、その気持ちを置き去りにしてきました。私と同じような人たちにとって、このドラマが、広島に生き、守ってきた人々とを繋げるバトンになれたら、と願うばかりです」とコメントを寄せている。
川栄が演じるのは、七波の叔母で広島市で原爆の被害に遭うが、生き残った平野皆実。「今回お話をいただき、とてもありがたく思っています。戦争を経験したことのない世代の私が、役で戦時を経験することができるのは貴重なことなので大切に演じようと思います。実際に広島に行って、原爆ドームや平和記念公園、資料館を見たときに自分が感じた感情や、戦争を体験した方の気持ちを役で表現できるよう精一杯頑張ります」と話している。
ほかに、小芝風花、平祐奈、工藤阿須加、浅利陽介、谷原章介、柏原収史、佐川満男、キムラ緑子、橋爪功らが出演する。
『夕凪の街 桜の国』は、原爆投下後の広島市を描いた作品で、日常生活をユーモアあふれる素朴なタッチで描きながらも、原爆に翻弄された女性と家族のひたむきに生きる姿が胸を打つ物語。過去にも映像化、舞台化されてきた名作に、今回は常盤貴子、川栄李奈らが挑む。
昭和30年、思いがけない悲劇に襲われる女性。そしてそれから70年以上の時を経た平成30年、隠されてきた家族の歴史を図らずも知ることになる、もう一人の女性。二つの時代をつなぐ一本の“糸”を手繰る中で、幸せとは何か? 家族とは何か?という問いが、世代を超えてじんわり胸に迫る。
現代を生きる主人公・石川七波を演じる常盤は「実は私、これまでの人生で広島市内に行ったことがありません。そのことがずっと心に引っかかりながらも、『いつの日か』と、その気持ちを置き去りにしてきました。私と同じような人たちにとって、このドラマが、広島に生き、守ってきた人々とを繋げるバトンになれたら、と願うばかりです」とコメントを寄せている。
川栄が演じるのは、七波の叔母で広島市で原爆の被害に遭うが、生き残った平野皆実。「今回お話をいただき、とてもありがたく思っています。戦争を経験したことのない世代の私が、役で戦時を経験することができるのは貴重なことなので大切に演じようと思います。実際に広島に行って、原爆ドームや平和記念公園、資料館を見たときに自分が感じた感情や、戦争を体験した方の気持ちを役で表現できるよう精一杯頑張ります」と話している。
ほかに、小芝風花、平祐奈、工藤阿須加、浅利陽介、谷原章介、柏原収史、佐川満男、キムラ緑子、橋爪功らが出演する。
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2018/04/03