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名画への愛あふれる『今夜、ロマンス劇場で』 綾瀬はるか&竹中直人の劇中ポスター公開

 女優の綾瀬はるかと俳優の坂口健太郎が共演する映画『今夜、ロマンス劇場で』(武内英樹監督 公開中)より、劇中に登場するポスター画像が解禁された。スクリーンの中のお姫様を演じた綾瀬と、お姫様のお供・タヌキ役の竹中直人が劇画風にデザインされている。

綾瀬はるか演じる美雪姫、竹中直人演じるお供のタヌキが写ったポスター (C)2018 映画「今夜、ロマンス劇場で」製作委員会

綾瀬はるか演じる美雪姫、竹中直人演じるお供のタヌキが写ったポスター (C)2018 映画「今夜、ロマンス劇場で」製作委員会

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 同作は、映画監督を目指す青年・健司(坂口)と、スクリーンから飛び出した、長年彼の憧れだったお姫さま・美雪(綾瀬)との恋愛模様を描くラブストーリー。10日より298館で公開され、全国映画動員ランキング(興行通信社調べ)では初登場1位を記録。興行収入は3日間で2.4億円を超えた。

 完全オリジナル作品である同作は、プロデューサー・稲葉直人氏の10年越しの熱い想いによって実現した。「映画館を舞台にした映画を作るのであれば、映画愛にあふれたものにしたい」という映画への愛が込められており、劇中ではさりげなく過去の名画へのオマージュがちりばめられている。

 映画に魅せられ、映画監督を目指す健司と劇場館主の本多(柄本明)の関係性は『ニュー・シネマ・パラダイス』、そして映画の世界と現実の世界をつなぐファンタジックな設定は『キートンの探偵学入門』、『カイロの紫のバラ』。王女と身分違いの青年が恋に落ちるのは『ローマの休日』、落雷によって変化が起きる設定は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』からインスピレーションを得ている。

 解禁されたポスター画像に収められている映画のストーリーにもオマージュが詰め込まれ、美雪の劇中劇『お転婆姫と三獣士』のモデルは『オズの魔法使い』『狸御殿』シリーズ。ティアラを頭につけた美しい美雪姫と、3匹のお供たちがおどけた表情で佇む姿が印象的だ。

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