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須賀健太×小関裕太×山本涼介、同じ高校出身の3人がお互いの学生時代を暴露「須賀くんはいつも怒られていたイメージ」

 野球マンガにして熱血な野球シーンではなく、野球部の日常をほのぼのと描いた部活コメディを実写化した『ちょっとまて野球部!』が、いよいよ1月27日(土)に公開される。オーディション情報サイト『Deview/デビュー』では、野球部の3バカトリオを演じた須賀健太×小関裕太×山本涼介にインタビュー。同じ高校の先輩・後輩で、もともと仲が良かったという3人のボケとツッコミの息ぴったりな掛け合いが、映画の魅力にそのまま反映されている本作の見どころはもちろん、高校生活の思い出などを語ってもらった。

映画『ちょっとまて野球部!』で共演を果たした、(左から)山本涼介、須賀健太、小関裕太。撮影/草刈雅之(C)Deview

映画『ちょっとまて野球部!』で共演を果たした、(左から)山本涼介、須賀健太、小関裕太。撮影/草刈雅之(C)Deview

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【須賀健太×小関裕太×山本涼介インタビュー】

◆「“1シーン1アドリブ”くらいはやっています。
自分たちでも逆にどこがアドリブか忘れるくらい(笑)」

――『ちょっとまて野球部!』拝見しましたが、野球部の3バカトリオの空気感とかがすごく自然でとても面白かったです!!

【小関裕太】「映画に関して言うと、悪ノリも含めてその場でのノリを大事にやりました。それが面白さになるかなと思って」

――独特の非常に親しさのあるテンポ感がありましたが、3人で話し合ったりはしたんですか?

【小関裕太】「呼吸感は勝手に合いました」

【須賀健太】「やっていたら勝手に合ったよね」

【山本涼介】「やっていたらね(笑)」

【小関裕太】「元々3人とも同じ学校なので」

――当時はこうして3人で共演するとは……。

【須賀健太】「仕事で共演すると思ってなかったよね。だから、なんかちょっと、ふわふわした気持ちになりました(笑)」

――学生の頃からつるんでいた仲だったんですか? 須賀さんは一つ上の学年だと思いますが。

【小関裕太】「つるんでましたね」

【山本涼介】「僕はいじめられていました……」

【須賀健太】「おい!やめろ!!(笑)」

【小関裕太】「悪い先輩でしたね(笑)」

【須賀健太】「いやいやいや!(笑)。逆です。僕がいじめられていました。先輩をすごくイジる後輩でしたから」

【山本涼介】「僕は崇拝していました。だからおでことか撫でて“ありがたい、あやかりたい”って(笑)」

【須賀健太】「それ、崇拝している奴は絶対やらないでしょ(笑)」

――ご自身が演じる役について、共感する部分や似ているところはありましたか?

【山本涼介】「須賀くんはそのままでした」

【須賀健太】「なんで!? いや、あそこまで馬鹿じゃなかったですよ!……でも学生時代の僕に近いところはありましたね」

【山本涼介】「だって、須賀くんも当時、掃除の時間のとき、箒持ってふざけたりしてたじゃないですか」

【須賀健太】「それは……やってたね(笑)」

【小関裕太】「箒持って『テニスの王子様』やったりしてたよね。僕はそれを見て『もうちょっとちゃんと掃除してください』って注意して」

【須賀健太】「違うじゃん!! 一緒にやってたじゃん。お前がフリを教えたんじゃないか、俺に(笑)」

【小関裕太】「『こうやるんですよ』って振り付け教えてた。なんなら僕も一緒にやってたわ(笑)」

――女子力高めの秋本高兵についてはいかがでしょう?

【小関裕太】「秋本は僕の素とは全く違う役柄でした」

【須賀健太】「似てないよね」

【山本涼介】「うんうん」

【小関裕太】「真逆なんですよね。ツッコミをするとか、カモミールティーにすごくこだわったりとか、そういう部分は、初めてやる役だなと思いましたけど、そんなに深く考えずに演じました。とにかく自分の中にあったのは、“すごく楽しく、コメディをやらせてもらった”という感覚がありますね」

――では、光合成を日課にするマイペースな宮田捺生に関しては?

【山本涼介】「僕とウリふたつですね」

【須賀健太】「全然違うだろ!似てないでしょ」

【山本涼介】「似てないね(笑)」

【小関裕太】「でも、(劇中で宮田がやるような)光合成とかは……」

【山本涼介】「してなかったね」

【小関裕太】「逆に、俺は光合成してたかも」

【須賀健太】「だから、役と本人の性格という意味では(小関と山本は)逆だったんじゃない?」

【山本涼介】「でも、秋本ほど俺は女子力高くないから」

【小関裕太】「ツッコミとかの役割はそうだったよね?」

【山本涼介】「確かに。でも、宮田はマイペースだったので、自分の好きな間でセリフを言っていましたし、ボケるのはこっち2人に(須賀と小関に)任せて、僕はいかに笑わずに、無表情でいるかってことを心がけていました」

【小関裕太】「笑わずにいるのは大変そうだったよね。お好み焼き屋さんのシーンで、(山本が)立ち上がったらライトが目の前にあるという場面に関しては、現場に行ってみて初めてわかったことだったんですけど、立ち上がったらライトが目の前だったから、それを俺たちがイジるっていうやつも、自分で笑い始めちゃっていたよね」

【山本涼介】「もう、アドリブが絶妙なんですよ。鋭いところを突いてくるので、つい笑っちゃうんですよ。でも、宮田は無表情が多い役柄だから、笑いを堪えないといけなくて、それはけっこうキツかったですね。普段の俺はすぐに笑っちゃう方なので、それが一番大変でした」

――アドリブはどれくらい挟まれていたんですか?

【小関裕太】「映画の70〜80%くらい?」

【山本涼介】「そんなに!?(笑)」

【須賀健太】「それ、もうセリフないみたいになっちゃうじゃん(笑)。でも、アドリブはすごいやっていますね。1シーン1アドリブくらいはやっています。自分たちでも逆にどこがアドリブか忘れるくらいにアドリブです」

――3人の会話は、観ていて“どこまでがセリフなんだろう”って思うくらい、すごく自然なやり取りでした。

【須賀健太】「こうなったら、台本を売ったら面白いだろうなって思いますよね」

【小関裕太】「でも、セリフはちゃんと言っているんですよ」

【山本涼介】「プラスαでのアドリブですからね」

【須賀健太】「いや……俺はセリフも危ういと思うわ(笑)」

【小関裕太】「それ、ダメなやつ(笑)」

【須賀健太】「今回は一字一句間違えないように覚えるというよりは、だいたいこんなことを言えばいいんだろうなっていうイメージで。大堀としてこういう流れでこういうことを言えばいいんだなっていう大筋をきちんと掴んだ上で、あとはわりと自由にやっていました」

――ところで、みなさんはどんな高校生だったんですか?

【山本涼介】「優等生」

【小関裕太】「いや、よく怒られてたでしょ!(笑)」

【須賀健太】「(山本は)一番の問題児だった(笑)」

【山本涼介】「そこまでじゃないですよ(笑)」

【小関裕太】「だって、隣の教室なのに(山本の)声が聞こえてきてたもん」

【山本涼介】「恥ずかしい(笑)」

――須賀先輩はどんな人でしたか?

【須賀健太】「俺はいい先輩でしたよ!」

【山本涼介】「そうっすね(棒読み)」

【小関裕太】「先輩は……すごくいい先輩でした」

【須賀健太】「いや!ざっくりしすぎ(笑)」

【山本涼介】「須賀くんはいつも怒られていたイメージ。というか、先生からもイジられていて、これは本気で怒られているのか、イジられているのか、どっちなんだろうって思っていましたね」

【須賀健太】「そこは俺もわかってなかったからね(笑)」

――小関さんは?

【須賀健太】「マイペース。激マイペース。それは今も変わってないです」

【山本涼介】「テスト期間は、ちゃんと勉強していたイメージです」

【小関裕太】「それは嬉しい」

【須賀健太】「俺も勉強はしてたよ!」

【山本涼介】「嘘だー!」

【須賀健太】「でもほら、2人とは授業は一緒じゃなかったんで、知らないだけで、クラスでは真面目でした(ドヤ顔)」

【山本涼介】「絶対、嘘だよ。知らないからってテキトーに言ってるでしょ!?」

【須賀健太】「試験勉強とかはちゃんとやっていたけど、授業はあまり真面目じゃなかったかも。うるさくて廊下に立たされたりもしていたし(苦笑)」

――今作は高校生のゆるーい日常を綴った物語。それこそ10代の子たちの等身大な物語が描かれていますが、芸能界を目指すデビュー読者にも10代子がたくさんいます。みなさんから、10代のうちにこんなことしておいたほうがいいよというアドバイスがあれば、お願いします。

【小関裕太】「スポーツをやっておくといいと思います。僕はあまりスポーツをやってきていなかったので。たとえば、今回にしても野球とか、サッカーやバスケをやっている役をお芝居でやる上で、リアリティが出ますよね。僕はそういった主要競技をやってこなかったし、学生時代にみんなに混じって休み時間にそういったスポーツを一緒にやるという時間がなかったんですよね。そういう時間で僕はダンスやお芝居をやっていたので。どんなものでもいいと思うんですが、スポーツをやっておくと、お芝居をする上で技術面でのリアル感も出ると思うんです。特技を増やすためにも何かしらチャレンジしておくとその後に活きると思います」

【山本涼介】「僕は外で遊ぶことかなと思います。小関の答えにも似てしまうけど、俺は小さい頃、ずっと外遊びばかりしていて、その頃に野球やサッカー、テニスやバスケ、いろんな運動をしていたんです。だから、今回の作品をやる上でもだいたいのイメージができるし、小さい頃の経験が今プラスに働いているので、家に籠もるよりは外で遊ぶことは大事なんじゃないかなと思います。それと、今はダンスが必修科目になっているので、それもしっかりやっておくといいと思います」

【小関裕太】「ダンスは絶対活きるよね、芸能界って」

【山本涼介】「そうそう。俺も学生時代にダンスの授業があればなってすごく思う。体を動かすことは小さい頃からやっていた方がいいと思います」

【須賀健太】「お芝居に触れて欲しいなと思います。それは絶対にしておいて損はないと思います。ドラマや映画はもちろんですが、ぜひ舞台を観て欲しいです。ドラマや映画って、現場にいる人たちしか生でお芝居をしている姿って見られないけど、舞台はチケットを購入することで生でお芝居している姿を見ることができる。空気感とかいろんなことを感じることができると思います。その経験っていうのは、この世界に入ってからきっと役に立つので。あとは体作りも大事。役者は体が資本ですからね」

 映画『ちょっとまて野球部!』は、2018年1月27日(土)より池袋HUMAXシネマズほか全国ロードショー。なお、須賀健太×小関裕太×山本涼介のロングインタビュー全文は、オーディション情報サイト『Deview/デビュー』に掲載中(下記URL参照)。

【須賀健太×小関裕太×山本涼介インタビュー全文】
https://deview.co.jp/X_topinterview_180124

関連写真

  • 映画『ちょっとまて野球部!』で共演を果たした、(左から)山本涼介、須賀健太、小関裕太。撮影/草刈雅之(C)Deview
  • 『ちょっとまて野球部!』の見どころについて語った須賀健太(下)、小関裕太(中央)、山本涼介(上)撮影/草刈雅之(C)Deview
  • 野球部のキングオブバカ・大堀広揮を演じた須賀健太。撮影/草刈雅之(C)Deview
  • 心優しき強肩の乙女男子・秋本高兵を演じた小関裕太。撮影/草刈雅之(C)Deview
  • 光合成を日課とする童顔のマイペース男・宮田捺生を演じた山本涼介。撮影/草刈雅之(C)Deview
  • 映画『ちょっとまて野球部!』で共演を果たした、(左から)山本涼介、須賀健太、小関裕太。撮影/草刈雅之(C)Deview
  • 映画『ちょっとまて野球部!』は、2018年1月27日(土)より池袋HUMAXシネマズほか全国ロードショー(C)2017 ゆくえ高那・新潮社/「ちょっとまて野球部!」製作委員会

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