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映画『グレイテスト・ショーマン』 クランクアップの瞬間を捉えた特別映像公開

 ヒュー・ジャックマンが主演するミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』(2月16日公開)の特別映像が25日、ORICON NEWSに到着した。構想7年、リハーサルに10週間を費やした後に撮影された同作がクランクアップを迎えた瞬間を捉えている。

『グレイテスト・ショーマン』の特別映像が公開 (C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

『グレイテスト・ショーマン』の特別映像が公開 (C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

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 主人公P.T.バーナムは、19世紀半ばのアメリカでショービジネスの原点を築いた伝説の興行師。妻への一途な愛を糧に夢を追いかけた彼は、差別や偏見の中で立ち尽くしていたエンタテイナーたちにスターになれる場所を提供し、エポックメーキングなショーを創造したことで知られている。

 製作のきっかけとなったのは、脚本を手掛けた『シカゴ』の脚本でアカデミー賞候補になり、大ヒットした『美女と野獣』の監督を務めた“ミュージカル映画の達人”ビル・コンドン氏と、プロデューサーで『ドリームガールズ』などでオスカーノミネート経験を持つローレンス・マーク氏が、2009年にジャックマンが司会を務めるアカデミー賞受賞式の番組に一緒に取り組んでいるとき、彼の番組作りに情熱を注ぐ姿を見たことだった。

 マーク氏が「『この人は地上最高のショーマンだ』と思った時、P.T.バーナムのことが浮かんだ。それで、彼に『バーナムのミュージカルを作るべきだ』と提案した結果、彼は大いにやる気になってくれた」と構想が生まれた瞬間を振り返る。

 その時点では、オリジナルのミュージカル映画を成功させるのが難しいと考えられており、アイディアが現実になるまでには7年の歳月を費やした。映画化が実現すると、キャストたちは、10週間のリハーサル期間を経て撮影に挑んだ。

 バーナム一座のスターで空中ブランコのパフォーマーのアンを演じたゼンデイヤは「監督のマイケル・グレイシーが、撮影前に電話で『僕は、スタントの人を使うのをできる限り少なくしたい』と言われたの。私は普段ワークアウトをしないから、毎日ワークアウトをしたわ。それも、よくあるワークアウトじゃなく、たくさんの逆立ちやロープ登りをやった」と身体を作りこんで撮影に挑んだことを明かす。到着した映像でも「毎日の撮影であざだらけになったけど、やってよかった」と生き生きと撮影を振り返った。

 そんなアンに恋をするが、さまざまな障害にぶつかることになるフィリップを演じたザック・エフロンは「ゼンデイヤは、撮影が終わる頃には、空中ブランコの達人になっていたよ。僕らはスタント無しで片腕だけロープに繋がった状態で空中をスウィングした。正真正銘、命綱なしでだ。思い返してみるとすごくクレイジーだ」と、過酷な撮影を振り返る。

 劇中では美声以外にダンスを披露しているジャックマンも「ダンスというのは完璧が求められるものなんだ。指がほんの少し曲がっていたら『ダメだ。もう1回!』となる。30人いたとしても、全員が一致していないといけないんだよ。とにかく、一番ミスを犯すのは僕だった(笑)」と苦戦したことを告白。「バーナムに退屈なダンスは似合わない。彼なら風変わりで最先端のダンスを好むはずだ。誰も観た事がないようなね!」と語っている。

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