1988年から開催され、今年30回の節目となる『アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト』(高専ロボコン)の全国大会が12月3日に東京・有明コロシアムで開催される。大会の模様はこれまでもNHKで放送されてきたが、今年は初めて総合テレビで生放送、ネットでライブ配信を実施することになり、大会までの1週間、「ロボコンウィーク」と称して関連番組が連日放送される。 今年の競技テーマは「大江戸ロボット忍法帳」。全国26チームがロボット忍者に扮し、さまざまな方法でお互いの風船を割りあう。2台のロボット同士が激突するルールが採用されたのは10年ぶり。ロボットに風船が5個ずつ、赤・青チームの本陣にそれぞれ10個ずつ風船が取り付けられており、相手チームの本陣、または相手ロボット2台のすべての風船を割ると勝利となる。人の手が届かないような位置にある風船をロボットがどのように割るのか? 動いている相手ロボットの風船を正確に割る技術とは? 各チームが自作する、風船を割るための「秘密道具」にも注目だ。
2017/11/22