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櫻井翔主演『先に生まれただけの僕』、“奨学金”問題に反響「勉強になった」

 人気グループ・櫻井翔が主演する日本テレビ系連続ドラマ『先に生まれただけの僕』(毎週土曜 後10:00)が14日からスタートした。初回平均視聴率は10.1%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)とまずまずの発進となったが、これまでの学園ドラマとは一味違い、リアリティーのある教育現場の問題と学校経営というビジネス視点が加わったストーリーが新鮮だった。第一話で焦点が当たったのは“奨学金”問題。SNS上や番組公式ツイッターには「勉強になった」「グサッときた」という反響が相次いでいる。

 同ドラマは、とくにスポーツが優れているわけでもない、定員割れギリギリの私立京命館高校を舞台に元エリート商社マン・鳴海涼介(櫻井)が、会社の辞令で“校長”に就任。教育現場をまったく知らないまま突然の「校長」という立場と、これまでのビジネスの常識とはかけ離れた「学校」という現場の実態に困惑しながら、出向先での一職務ではなく学校のリーダーとしての“理想の校長”になるべく学校改革に乗り出していく姿を『HERO』『救命病棟24時』シリーズの福田靖氏がオリジナル脚本で描く。

 京命館高校に就任早々、現状に危機感がない教師に頭を抱える鳴海校長。そんな折、特進クラスの成績優秀な生徒・加瀬の父がくも膜下出血で倒れ、命に別状はなかったものの加瀬は大学進学を諦めなければいけない事態となる。加瀬の担任である真柴ちひろ(蒼井優)は、奨学金で大学進学するように薦める。しかし自身も奨学金の返済に追われてきた鳴海は、終盤、加瀬に向かって奨学金=大変な借金だと説いた上でこう話すのだ。

 「君に、大学進学は諦めてほしくはない。奨学金は大変な借金だからちゃんと4年で卒業してしっかりとした仕事に就職しなくてはいけない。一流企業でも潰れるかもしれないし少子高齢化は進む。多くの仕事はロボットに代わられるかもしれない。だから生きていくのに必要なスキル、人に必要とされる力を身に付けていかなければいけない。その覚悟があるなら奨学金をもらって大学に行け」。ここで嵐の主題歌が流れ、感動的な流れになるのかと思いきや、一筋縄ではいかない展開が待っているのだった…。

 しかし、この鳴海校長の熱弁には心動かされた視聴者も少なくないようで「奨学金のことが話に登場してる。もっと日本の奨学金が借金であることを広めて欲しい。よく考えて欲しい」「奨学金の話って確かに先生から詳しく聞いた記憶ないし、自分も今それを選択する1人だからなんかこう…グッときた」「大人になってお金を返さないといけないということを知らなくて、奨学金についても勉強になりました」と、実際に奨学金返済している人の意見や、改めてその問題を意識したという声が多く見られた。

 第二話で、鳴海は奨学金を受給する事の覚悟を説いて聞かせた加瀬が学校を休んでいると知り、不登校になったのではないかと気が気では無くなる…と、この問題にどう落とし所を探っていくのかも気になるところ。型破りな教師が学校の常識をぶち破る学園ドラマは珍しくはないが、同作は主人公が35歳の校長先生という設定だけではなく、“熱血”だけではどうにもならないシビアな問題を扱っていることも、それに直面した時の生徒の反応もリアル。今後、鳴海は生徒や教師たちの支持を得ることはできるのか、次回以降のストーリーにも期待が高まる。



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