女優の永野芽郁(17)が20日、2018年春から放送されるNHK連続テレビ小説第98作『半分、青い。』(月〜土 前8:00 総合ほか)のヒロイン・楡野鈴愛(にれの・すずめ)役に決定。同作の脚本を担当する北川悦吏子氏は『ヒロインへのことば』と題したメッセージを寄せ、永野への期待感をつづった。
北川氏は、余計な情報が入ることを避けるためオーディションには顔を出さず、カメラテストの映像で審査したことを告白。その時を振り返り「最終オーディションに残ったみなさんの様子を、穴の開くほど、見つめました。そして、スズメを見つけました。他にも、素敵な人はいたけれど、スズメという名前をつけた以上、遠くまで飛ぶ人が、いいと思いました。ここから、ずっとずっと遠くまで飛べる人。永野さんだと思いました」と確信したとのこと。
また、「彼女は、昨日、決定の知らせのあと、ホテルに泊まったそうです。決定したら、うれしくて、黙っていられなくて、親御さんとか誰かにしゃべってしまうに違いない、ということで、事務所の方が、ホテルを取ったそうです」と裏話も。「『半分、青い。』のシナリオの中に、『スズメの口は羽根より軽い』というセリフが何度か出てきます。おっちょこちょいで、突拍子もない、規格外のスズメにぴったりです」と改めて期待をこめた。
最後は「二人めの娘を産んだ、と思っています(一人、実際の娘がいますので…)。私のスズメをよろしくね、永野さん。遠くまで飛んでください」と力強くエールを送っている。
北川氏は脚本家として『あすなろ白書』(1993)、『ロングバケーション』(1996)、『ビューティフルライフ』(2000)、『オレンジデイズ』(2004)など数多くのヒットドラマを代表作に持ち、映画監督としても活動。朝ドラの脚本は今回が初めてとなる。
■脚本・北川悦吏子氏『ヒロインへのことば』全文
永野さんのスズメ。
私は、オーディション、その場にはいませんでした。
直接会うと、体温というか、テレビカメラには反映されない、余計な情報が入ることを懸念しました。その場の、雰囲気とか。
「半分、青い。」は、舞台ではなく、テレビ。
テレビに映ったその人の魅力が全て、なので
間違わないように、わざと、直接には会わないで、
カメラテストのVTRだけで、判断しようと思いました。
カメラテストのVTRをいただいて、最終オーディションに残ったみなさんの様子を、
穴の開くほど、見つめました。
そして、スズメを見つけました。
他にも、素敵な人はいたけれど、
スズメという名前をつけた以上、遠くまで飛ぶ人が、いいと思いました。
ここから、ずっとずっと遠くまで飛べる人。
永野さんだと思いました。
ヒロイン決定をご本人に、お知らせしたのが、昨日でした。
発表が今日です。
みなさま、お集まりいただきありがとうございます。
本日、発表まで、このことは、外部に漏れてはいけません。
彼女は、昨日、決定の知らせのあと、ホテルに泊まったそうです。
決定したら、嬉しくて、黙っていられなくて、親御さんとか誰かにしゃべってしまうに違いない、ということで、事務所の方が、ホテルを取ったそうです。
「半分、青い。」のシナリオの中に、「スズメの口は羽根より軽い」というセリフが何度か出てきます。おっちょこちょいで、突拍子もない、規格外のスズメにぴったりです。
二人めの娘を産んだ、と思っています。
(一人、実際の娘がいますので…)
私のスズメをよろしくね、永野さん。
遠くまで飛んでください。
北川氏は、余計な情報が入ることを避けるためオーディションには顔を出さず、カメラテストの映像で審査したことを告白。その時を振り返り「最終オーディションに残ったみなさんの様子を、穴の開くほど、見つめました。そして、スズメを見つけました。他にも、素敵な人はいたけれど、スズメという名前をつけた以上、遠くまで飛ぶ人が、いいと思いました。ここから、ずっとずっと遠くまで飛べる人。永野さんだと思いました」と確信したとのこと。
また、「彼女は、昨日、決定の知らせのあと、ホテルに泊まったそうです。決定したら、うれしくて、黙っていられなくて、親御さんとか誰かにしゃべってしまうに違いない、ということで、事務所の方が、ホテルを取ったそうです」と裏話も。「『半分、青い。』のシナリオの中に、『スズメの口は羽根より軽い』というセリフが何度か出てきます。おっちょこちょいで、突拍子もない、規格外のスズメにぴったりです」と改めて期待をこめた。
最後は「二人めの娘を産んだ、と思っています(一人、実際の娘がいますので…)。私のスズメをよろしくね、永野さん。遠くまで飛んでください」と力強くエールを送っている。
北川氏は脚本家として『あすなろ白書』(1993)、『ロングバケーション』(1996)、『ビューティフルライフ』(2000)、『オレンジデイズ』(2004)など数多くのヒットドラマを代表作に持ち、映画監督としても活動。朝ドラの脚本は今回が初めてとなる。
■脚本・北川悦吏子氏『ヒロインへのことば』全文
永野さんのスズメ。
私は、オーディション、その場にはいませんでした。
直接会うと、体温というか、テレビカメラには反映されない、余計な情報が入ることを懸念しました。その場の、雰囲気とか。
「半分、青い。」は、舞台ではなく、テレビ。
テレビに映ったその人の魅力が全て、なので
間違わないように、わざと、直接には会わないで、
カメラテストのVTRだけで、判断しようと思いました。
カメラテストのVTRをいただいて、最終オーディションに残ったみなさんの様子を、
穴の開くほど、見つめました。
そして、スズメを見つけました。
他にも、素敵な人はいたけれど、
スズメという名前をつけた以上、遠くまで飛ぶ人が、いいと思いました。
ここから、ずっとずっと遠くまで飛べる人。
永野さんだと思いました。
ヒロイン決定をご本人に、お知らせしたのが、昨日でした。
発表が今日です。
みなさま、お集まりいただきありがとうございます。
本日、発表まで、このことは、外部に漏れてはいけません。
彼女は、昨日、決定の知らせのあと、ホテルに泊まったそうです。
決定したら、嬉しくて、黙っていられなくて、親御さんとか誰かにしゃべってしまうに違いない、ということで、事務所の方が、ホテルを取ったそうです。
「半分、青い。」のシナリオの中に、「スズメの口は羽根より軽い」というセリフが何度か出てきます。おっちょこちょいで、突拍子もない、規格外のスズメにぴったりです。
二人めの娘を産んだ、と思っています。
(一人、実際の娘がいますので…)
私のスズメをよろしくね、永野さん。
遠くまで飛んでください。
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2017/06/20