16日放送のNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)の第24回で視聴者を驚かせたのは、主人公・直虎の乳母たけの“勇退”と、たけの姪・梅の“初登場”だった。劇中でも「たけの幽霊」と間違えれられたほど、たけにそっくりな梅。女優の梅沢昌代(63)が1人2役を演じている。梅沢は「60歳を過ぎて、いい思い出をいただいた」と目を細めた。 昨年の大河ドラマ『真田丸』(作:三谷幸喜)で真田信幸の正室だった「おこう」(長野里美)が離縁された同じ回で新しい正室の侍女としてカムバックするということがあったが、『直虎』の作者・森下佳子氏や制作陣はその斜め上を行く遊び心を見せた。