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夏帆&満島真之介、園子温作品の過酷撮影を振り返る「記憶があんまりない」

 女優の夏帆と俳優の満島真之介が16日、都内で行われたAmazonオリジナル『東京ヴァンパイアホテル』完成披露試写会に出席した。園子温監督ならではの激しいアクションがみどころとなるが、4ヶ月というハードな撮影のエピソードを聞かれた満島は「ありすぎる。オールナイトで話せるくらい」と大変な苦労をしたことを振り返った。

Amazonオリジナル『東京ヴァンパイアホテル』完成披露試写会に出席した(左から)満島真之介、夏帆、園子温監督 (C)ORICON NewS inc.

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 本格アクションに初挑戦となった夏帆も「刀もちゃんと持ったことない状態からスタートだったので…本当に大変ですね」とため息。満島が「ずっとセットのなかで撮影しているので、時間の感覚がなくなる。昼か夜かわからない状態がずっと続いてた」と相当な集中力を要したそうで、夏帆は「感覚が麻痺してきて異様な雰囲気だった。記憶があんまりないですね」と苦笑しながら懐かしんだ。

 そんな現場の指揮を執った園監督も「最後の方は立てなかった」といい、満島は「後ろ姿が人形みたいに、微動だにしなかった。痩せきってて誰よりもヴァンパイアみたいだった」と証言。園監督の持ち味ともいえる“血のり”描写もみどころとなるが、満島は「毎日、日活(撮影所)のシャワーの取り合いだった。悪いときに入ると血だらけのシャワーに入ることになる」と裏話を披露していた。

 また、満島は役者になる以前、しばらく園監督のもとで助監督を務めていたことから念願タッグに「うれしいを通り越して本当なのかどうなのか、東京来て9年、10年経って一周して次のステージに入るときだなと思ったので、監督がずっとやりたかった作品のなかに入れることは大きかった」としみじみ。「今回自分の開けたことのない扉を思いっきり開けようと思った」と並々ならぬ思い入れで臨んだことを明かした。

 地球と人類の滅亡を図る吸血族と人類の戦いを描いたオリジナルドラマをヴァンパイアの故郷・ルーマニアでのロケなど壮大なスケールでの世界観で送る。きょう16日よりAmazonプライムビデオにて独占配信。

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  • Amazonオリジナル『東京ヴァンパイアホテル』完成披露試写会に出席した(左から)満島真之介、夏帆、園子温監督 (C)ORICON NewS inc.
  • Amazonオリジナル『東京ヴァンパイアホテル』完成披露試写会に出席した夏帆(C)ORICON NewS inc.
  • Amazonオリジナル『東京ヴァンパイアホテル』完成披露試写会に出席した満島真之介(C)ORICON NewS inc.
  • Amazonオリジナル『東京ヴァンパイアホテル』完成披露試写会に出席した(左から)満島真之介、夏帆、園子温監督 (C)ORICON NewS inc.

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