俳優の小池徹平が、優れた芸術家らを表彰する『第42回 菊田一夫演劇賞』の演劇賞を受賞し28日、都内で行われた授賞式に出席した。スピーチで「演劇の賞には無縁の役者だったので、感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びを語り、今までを振り返りながら「歩んできた道は間違っていなかったと、この賞が背中を押してくれた」と胸を張った。小池は、『1789〜バスティーユの恋人たち〜』のロナン役、『キンキーブーツ』のチャーリー・プライス役が評価され、同賞を受賞。ミュージカルとの出合いについて「もともと役者と歌手をやっていたけれど、なかなか難しいと思うこともたくさんあって、遠回りしたり悩んだ時期もあった」と回顧。これまでの道のりが「近道だったのかはまだわかりませんが、歩んできた道は間違っていなかった。たくさんの人に感謝を伝えたいけれど言葉では限界があるので、これからの自分の役者としての活動で恩返ししたい」と力を込めた。
2017/04/28