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EXO・カイ、日本のドラマ初主演 向田邦子原作、WOWOW制作『春が来た』

 K-POPグループ・EXOのメンバー・カイが、WOWOW『連続ドラマW 春が来た』の主役に抜てきされた。日本のドラマに初主演するカイは「出演が決まった時はすごくうれしかったですし、初めての日本のドラマ撮影を想像するだけでワクワクしています。不慣れな部分や撮影現場の環境の違いもあると思いますが、ファンの皆さんに良い作品をお届けできるように頑張りたいと思います。そして日本の俳優さんや撮影スタッフの皆さんと新しい縁をたくさん作れたらと思います」と意気込みを語っている。

EXOのメンバー・カイが日本のドラマに初主演。向田邦子原作『連続ドラマW 春が来た』制作決定

EXOのメンバー・カイが日本のドラマに初主演。向田邦子原作『連続ドラマW 春が来た』制作決定

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 原作は、日本最高峰の脚本家で、1981年に亡くなった向田邦子さんの遺作ともいえる短編(文春文庫『隣りの女』所収)。鋭い観察眼と愛情あるまなざしで、本質的な人間の姿、心の機微を描き出す向田作品は、発表から35年以上が経ったいまも色あせることなく、時代と海を越え、日本のみならずアジア諸国においても愛され続けている。

 今回、“家族の再生”という普遍的なテーマを内包した原作を、連続ドラマとして、オリジナルストーリーを加筆、再構成し、大胆に現代のヒューマンドラマとしてよみがえらせる。

 デパートの下着売り場で働く岸川直子は地味で冴えない31歳の独身の販売員。ひょんなことから、ひとりの韓国人のカメラマン、 イ・ジウォン(カイ)と出会う。その日をきっかけにジウォンの存在は直子の家族を少しずつ変えていき…。平凡ですさんだ生活を送る家族の前に現われるひとりの男。その男の存在により、少しずつ家族の中の秘密が明らかになっていく。切ない恋と、崩壊しかかった家族の再生を描く。

 WOWOW のオリジナルドラマとしても、史上初の海外キャストの主演となる。メガホンをとるのは、河合勇人監督。22011 年連続ドラマ「鈴木先生」でギャラクシー賞優秀賞、日本民間放送連盟賞テレビドラマ番組部門最優秀賞などを受賞後、2013 年の映画『鈴木先生』も監督。近年では映画『俺物語!!』(15年)を監督し、最新作に『チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜』の全国公開が控えている。

■カイ(EXO) コメント

――日本での撮影ロケで楽しみにしていることは?
 「日本で初めての撮影ですが、韓国の撮影現場とは違う日本の撮影現場を楽しみにしています。日本に長く滞在するのが 初めてなので、食べ物や日本のさまざまな文化を経験できることをすごく楽しみにしています。日本の皆さんとすてきな思い出を作りたいです」

――日本のファンへメッセージをお願いします。
 「こんにちは。EXOのカイです。 日本には主にコンサートで皆さんにお会いしたと思いますが、今回このようにドラマで皆さんとお会いできて、僕にとってと も意味のある特別なことだと思います。まだ色々足りないところがあると思いますが、皆さんに良い作品をお届けできるように日本での撮影を楽しみながら頑張りたいと思います。皆さんも『春が来た』を楽しみにしてください。ありがとうございます」

■「WOWOW Presents EXO Special Programs」展開中

 同局では、1月からEXOの出演番組を放送中。「“EXO Special Programs”オールナイト」と題する特集放送に加え、5月には恋愛に奥手な主人公ヨニの隣にEXOが引っ越してくることから物語が始まるEXOのメンバー総出演のラブコメディ『EXO NEXT DOOR 〜私のお隣さんは EXO〜』、7月にはカイがドラマ初主演した、夢追う男女のロマンティック・ラブコメディー『チョコバンク』の放送が決定。『連続ドラマ W 春が来た』は「WOWOW Presents EXO Special Programs」では、唯一の WOWOWオリジナル制作作品となる。

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