NHKで8日より放送を開始した大河ドラマ『おんな城主 直虎』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)の初回番組平均世帯視聴率が関東で16.9%、関西で17.3%だったことが、10日明らかになった。第1回「井伊谷の少女」は60分の拡大版で放送された(通常は45分)。地上波よりも早い時間帯に放送されるBSプレミアム(毎週日曜 後6:00)では4.3%を記録し、年々高まりをみせている(2015年『花燃ゆ』初回2.8%、16年『真田丸』初回3.3%)。 新大河の舞台は、現在の静岡県浜松市に当たる遠江の井伊谷(いいのや)。浜名湖の北に位置する山間の集落を、平安時代から治めていたといわれる井伊家が、戦国時代に今川家の軍門に下り、勢力が減退。「桶狭間の戦い」後に訪れた存亡の危機に立ち向かったのが、女性でありながら家督を継いだ井伊直虎だった。後に徳川四天王と呼ばれた猛将・井伊直政(なおまさ)を育てた直虎の生涯を、女優の柴咲コウが演じる。
2017/01/10