俳優の伊原剛志(53)が3日、東京・国立演芸場で落語家デビューを果たした。桂雀々(56)のもとで稽古を積み無事に初高座を終えた伊原は、アンケートの結果、高座名が「雀々や剛々(じゃくじゃくやごうごう)」に決定。「皆さんにつけていただいた名前なので、これから僕がやるときは必ず観に来てください」と呼びかけた。
以前より落語に興味があった伊原は、桂枝雀さんとNHK連続テレビ小説『ふたりっ子』で共演したことがきっかけで、その弟子である雀々の公演を観に行き、手紙を書いて落語への熱意を伝えたところ、今回、雀々の独演会で披露することが決まった。この日は真っ赤な着物にメガネ姿で高座に登場すると、まずは「撮影違いますよ、きょうデビューなんです」と笑いをとる。堂々と語り切りると、客席には笑い声が響きわたった。
本番前に心境を語った伊原は、大阪弁で「53歳になってもいい刺激を持てるのはいいことだと思える高座にしたい」と話し、今後は役者業と平行するという落語家の活動に「師匠は英語落語に挑戦しているので、僕も挑戦してみたい」と意気込み。「まずは慣れること。たくさん場数を踏みたい。上方落語は喜劇が多いので、皆さんに喜んでもらえる落語家・伊原剛志を確立したい」と力を込めた。
雀々は、伊原の落語について「役者さんが演じる落語になっているけれど、いかんせんかっこいい。覚えるのも速いし、かっこよくて悔しい」と笑いを交えつつ、「熱意があって、真面目」と評価。「自分なりの落語を作るのは時間がかかると思うけれど、これからが楽しみ」と期待し、「動物園」の演目を終えた伊原のあとに
登場すると「よかった、よかった」と安心した表情を見せていた。
伊原の高座名は、雀々が考案した候補「雀々や大々(じゃくじゃくやだいだい)」「雀々や剛々(じゃくじゃくやごうごう)」の2つから独演会中に観客のアンケートをとり「雀々や剛々」に決定。独演会中には高田文夫も交えたトークショーが行われ、デビューを終えた伊原は「今までにない緊張感だった」と笑顔で語っていた。
以前より落語に興味があった伊原は、桂枝雀さんとNHK連続テレビ小説『ふたりっ子』で共演したことがきっかけで、その弟子である雀々の公演を観に行き、手紙を書いて落語への熱意を伝えたところ、今回、雀々の独演会で披露することが決まった。この日は真っ赤な着物にメガネ姿で高座に登場すると、まずは「撮影違いますよ、きょうデビューなんです」と笑いをとる。堂々と語り切りると、客席には笑い声が響きわたった。
本番前に心境を語った伊原は、大阪弁で「53歳になってもいい刺激を持てるのはいいことだと思える高座にしたい」と話し、今後は役者業と平行するという落語家の活動に「師匠は英語落語に挑戦しているので、僕も挑戦してみたい」と意気込み。「まずは慣れること。たくさん場数を踏みたい。上方落語は喜劇が多いので、皆さんに喜んでもらえる落語家・伊原剛志を確立したい」と力を込めた。
雀々は、伊原の落語について「役者さんが演じる落語になっているけれど、いかんせんかっこいい。覚えるのも速いし、かっこよくて悔しい」と笑いを交えつつ、「熱意があって、真面目」と評価。「自分なりの落語を作るのは時間がかかると思うけれど、これからが楽しみ」と期待し、「動物園」の演目を終えた伊原のあとに
登場すると「よかった、よかった」と安心した表情を見せていた。
伊原の高座名は、雀々が考案した候補「雀々や大々(じゃくじゃくやだいだい)」「雀々や剛々(じゃくじゃくやごうごう)」の2つから独演会中に観客のアンケートをとり「雀々や剛々」に決定。独演会中には高田文夫も交えたトークショーが行われ、デビューを終えた伊原は「今までにない緊張感だった」と笑顔で語っていた。
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2016/12/03