すべての出会いは必然と言われる。2002年、仏・パリ4区のカフェで出会った2人。パリを拠点に、映画音楽からエレクトロミュージックまで幅広く手掛ける音楽家・半野喜弘氏と、俳優の青木崇高。2人は10年後に再会し、その後、一つの映画を作り上げる。『雨にゆれる女』(11月19日より、東京・テアトル新宿にてレイト上映中)。半野氏の監督デビューであり、青木にとっても初の長編単独主演作となる。 青木「14年前、まだ俳優でも何者でもなかった頃、バックパッカーでパリを旅行していた時に偶然見つけた日本人に声をかけたんです。それが、半野さんでした。それから10年くらい経って、今度は東京のとあるビストロで再会したんです」。
2016/11/23