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俳優の椎名桔平(52)が、海外長編映画『OUTSIDER(原題)』に出演することが29日、わかった。アメリカ人の主人公が、日本の任侠道に生きる男たちと出会い、その生き方に引かれていくというストーリー。『地雷と少年兵』(15年)で脚光を浴びた、デンマーク出身のマーチン・ピータ・サンフリト監督がメガホンをとり、主演は『ダラス・バイヤーズクラブ』(13年)でアカデミー賞助演男優賞を受賞したジャレッド・レト。椎名は主要登場人物のうちの一人を演じ、現在撮影を行っている。 1954年頃の関西を舞台にした同作は、ヒット作『ラストサムライ』(03年)の“任侠版”とも言える作品。米兵で、やがて任侠の世界へ踏み込んでいくニックをレトが演じ、浅野忠信がニックと“兄弟の契り”を交わすキヨシ役で出演。椎名はヤクザ組織の幹部・オロチを演じ、組の近代化を推進しようとするも、伝統を重んじる親分や兄弟分との対立を余儀なくされるという役どころだ。

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