俳優の坂口健太郎が、テレビ東京系ドラマスペシャル『宮部みゆきサスペンス「模倣犯」』(9月21日・22日 後9:00※2夜連続)でピース(網川浩一)役を演じることが発表された。主演の中谷美紀とは初共演。朝ドラでの“植物オタク”の学生役や、民放連ドラでの気の優しいコミック営業部員役などで好感度を上げてきた坂口が、本作では事件最大のカギを握る悪役・ピースをどのように演じるのか、注目される。
2002年に公開された映画版では中居正広が演じた“ピース”。坂口にとって初といってもいい悪役への挑戦に、「心の闇、深さを考えていると、今まで演じてきた役の中で一番寄り添えない役でした」と苦労した様子。「ピースはいろいろな“悪役”の要素をたくさん持っているので、いろいろな見え方がしていいだろうと思い、自分なりのピース、坂口健太郎の“網川”を探しながら演じました」と話している。
チーフプロデューサーの中川順平氏(テレビ東京)はピース役のキャスティングについて「まだ世間に悪役のイメージを持たれていないこと。魅力的な笑顔の裏側に、深い闇を抱えた怪物的な男を表現するポテンシャルがあること」といった条件に坂口がはまったといい、撮影を見守りながら「確実にいままで見たことのない坂口健太郎=ピース像が生まれつつあります」と太鼓判を押す。
今回のドラマ化は、中谷演じるフリールポライター・前畑滋子を主人公に、史上最悪の犯罪者によって仕組まれた連続誘拐殺人事件を追う展開で物語を再構築。
原作者の宮部氏は「『模倣犯』は、私にとってはさまざまな意味でターニングポイントになった作品です。思い入れもあれば後悔もあり、なかなか平らな気持ちで読み返すことができないまま年月を経てきましたが、今回、すばらしいキャストとスタッフの皆さんによってドラマ化されることを心から喜んでおります。原作はなにしろ長尺で登場人物も多いので、多々ご苦労をおかけすると思いますが、オンエアを楽しみに、指折り数えて待っています」と期待を寄せている。
2002年に公開された映画版では中居正広が演じた“ピース”。坂口にとって初といってもいい悪役への挑戦に、「心の闇、深さを考えていると、今まで演じてきた役の中で一番寄り添えない役でした」と苦労した様子。「ピースはいろいろな“悪役”の要素をたくさん持っているので、いろいろな見え方がしていいだろうと思い、自分なりのピース、坂口健太郎の“網川”を探しながら演じました」と話している。
チーフプロデューサーの中川順平氏(テレビ東京)はピース役のキャスティングについて「まだ世間に悪役のイメージを持たれていないこと。魅力的な笑顔の裏側に、深い闇を抱えた怪物的な男を表現するポテンシャルがあること」といった条件に坂口がはまったといい、撮影を見守りながら「確実にいままで見たことのない坂口健太郎=ピース像が生まれつつあります」と太鼓判を押す。
今回のドラマ化は、中谷演じるフリールポライター・前畑滋子を主人公に、史上最悪の犯罪者によって仕組まれた連続誘拐殺人事件を追う展開で物語を再構築。
原作者の宮部氏は「『模倣犯』は、私にとってはさまざまな意味でターニングポイントになった作品です。思い入れもあれば後悔もあり、なかなか平らな気持ちで読み返すことができないまま年月を経てきましたが、今回、すばらしいキャストとスタッフの皆さんによってドラマ化されることを心から喜んでおります。原作はなにしろ長尺で登場人物も多いので、多々ご苦労をおかけすると思いますが、オンエアを楽しみに、指折り数えて待っています」と期待を寄せている。

2016/08/25