今年9月に格闘技イベント『RIZIN』でプロ格闘家デビューすることを発表した山本美憂選手(41)が8月1日、自身のブログを更新し、デビューを決断するまでの経緯と心境をつづった。 山本選手は、ミュンヘンオリンピックのレスリング代表だった父・郁榮氏の指導で小学生の頃からレスリングを始め、13歳にして第1回全日本選手権に優勝。1991年には世界選手権を史上最年少の17歳で優勝し、94、95年には連覇を達成した。結婚や出産のため引退するも、2004年より女子レスリングがオリンピックに制式採用されるのを機に現役復帰し、予選に挑むも敗退。再び引退を決意したが、12年のロンドン五輪を目指して再復帰、そしてカナダに国籍を変えて今年のリオ五輪にも挑戦するも、オリンピック出場は一度も果たせなかった。
2016/08/01