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『ハドソン川の奇跡』“英雄”が一瞬にして容疑者へ トム・ハンクスが熱演

 俳優トム・ハンクス(60)とクリント・イーストウッド監督(86)が初タッグを組んだ映画『ハドソン川の奇跡』(9月24日公開)のポスターが22日、解禁された。2009年に米ニューヨークのハドソン川で起こった航空機事故に隠された真実を描く本作。ハンクスが、155人の乗客全員の命を救ったチェズレイ・“サリー”・サレンバーガー機長を熱演し、3度目のオスカーを狙う。

映画『ハドソン川の奇跡』のポスターが公開 (C)2016 Warner Bros. All Rights Reserved

映画『ハドソン川の奇跡』のポスターが公開 (C)2016 Warner Bros. All Rights Reserved

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 空中でエンジンが停止した飛行機をハドソン川に不時着させる決断で乗客全員の命を救い、国民的英雄になったサリー機長だったが、“究極の決断”に思わぬ疑惑が掛けられてしまう。本当に不時着以外の選択肢はなかったのか? それは乗客たちを命の危機にさらす無茶な判断ではなかったのか? 機長は殺人未遂の罪に問われることに…。

 印象的なキャッチコピー「155人の命を救い、容疑者になった男」が目を引くポスターには、飛行機の窓越しにハンクス演じる機長の姿が。その表情は明るいものではなく、この先待ち受ける過酷な運命を表現しているようにも見て取れる。

 85歳で全世界興行収入600億円という自身のキャリア史上最大のヒットを記録した『アメリカン・スナイパー』を監督するなど、精力的に活動をしてきたイーストウッド監督は「映画を撮るたびに毎回新しいことを学ぶんだ。自分についても他人についても。それが本当に楽しいんだよ」と、現役で映画製作を続ける秘訣を明かし、「今回はフィクションではなく真実の物語なんだ。だから登場人物全ての人を再現することに力を尽くした。サリー機長の人間性をしっかりと描きたかったんだ」とコメントしている。

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