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『こち亀』7メートル超、巨大絵巻が神田明神に奉納

 秋本治氏による人気漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の連載40周年を記念し、秋本氏が書き下ろした7メートルにも及ぶ巨大絵巻が、今秋、神宝として東京・神田明神に永年奉納されることがわかった。きょう27日発売の『週刊少年ジャンプ』30号にて発表された。

『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の今日絵巻が神田明神に奉納『週刊少年ジャンプ』2016年30号 (C)秋本治・アトリエびーだま/集英社(C)「週刊少年ジャンプ」2016年30号/集英社

『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の今日絵巻が神田明神に奉納『週刊少年ジャンプ』2016年30号 (C)秋本治・アトリエびーだま/集英社(C)「週刊少年ジャンプ」2016年30号/集英社

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 東京の下町を舞台に主人公の警官・両津勘吉が巻き起こすドタバタ騒動を描いた大ヒットギャグ漫画。作中には神田明神も登場しており、今回の絵巻は同所に神宝として永久に保存され、作品との関係性をより深めるコラボレーション企画となっている。神田明神・権禰宜(ごんねぎ)の岸川雅範氏は「このたびの秋本治先生の絵巻のご奉納は、神田明神と江戸東京にとって歴史上、重要な出来事の一つになると思います」とコメントした。

 担当編集者の山中陽氏は「これは歴史的事業であり、歴史的事件でもあります」と喜こんでいる。秋本氏は1976年9月の連載開始から1度も休載しておらず「過酷な週刊連載をこなしながら、7 メートルを超える彩色描きおろし絵巻の制作。未来永劫、秋本先生以外では成し得ない絵巻になるでしょう」と讃えている。

 絵巻は、9月14日から26日まで東京・日本橋タカシマヤで開催の『こち亀展』でも展示予定。

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