女優の藤野涼子が4日、都内で行われた『第39回日本アカデミー賞』授賞式に出席した。『ソロモンの偽証 前篇・事件』『ソロモンの偽証 後篇・裁判』での演技が評価され、新人俳優賞を受賞。エキストラ時代から主演へと登りつめたこれまでを振り返り、涙を流して喜びを語った。 藤野は同作で演じた役名を芸名に使用している。「エキストラ時代から初めて主演に選ばれて、どっちにいけばいいのかわからなかったけれど、涼子に出会えて…」と回顧するうちに思いが溢れ、涙はなかなか止まらず。「花粉症で」と持っていたティッシュで拭うと「小学校6年生から今の事務所にいますが、そのときはこのような舞台に立てると思っていなかった。監督にここまで育ててもらってうれしい」と感謝を伝えた。
2016/03/04