俳優・舘ひろし(65)、柴田恭兵(64)が12日、都内で行われた映画『さらば あぶない刑事』(30日公開)完成披露試写会に登壇した。1986年からテレビドラマとして放送された大人気シリーズが10年ぶりに映画で復活、そして完結を迎えることに柴田は「本当は70(歳)過ぎてからやりたいとずっと思ってた」と本音。「70過ぎたら多少言い訳もできたり、舘さんがせりふ覚えられなくてもしょうがないかなとか。でもこの年で舘さんはせりふも言えたし、僕もなんとか走れたし、本当に楽しかった。いい作品になった」と感慨深げに明かした。 “あぶ刑事”として親しまれた同シリーズの最新作ではタカこと鷹山敏樹(舘)と大下勇次(柴田)の定年退職5日前を描く。舘と柴田は脚本段階から製作に参加。舘は「原点回帰をしようと脚本の段階から携わってきた。みんなが集まるとエネルギーを今でも感じます」と手応えを明かした。
2016/01/12