ファッションモデルで女優の水原希子が、SMAPの香取慎吾が主演するTBS系ドラマ『家族ノカタチ』（来年1月スタート、毎週日曜　後9：00）に出演することが3日、わかった。水原は同局のドラマ初出演。遅刻を注意されただけで出社拒否をしてしまうような新入社員を演じる。香取とはバラエティー番組での共演歴はあるが、「まだまだ謎な部分が多いので、探りさぐりご一緒させていただければと思います」と茶目っ気たっぷりに語っている。

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　現在、人気作家・池井戸潤氏の小説をドラマ化して話題の『下町ロケット』の後番組となる本作は、原作のないオリジナル脚本のホームドラマ。香取が、結婚に後ろ向きな39歳独身“こじらせ男子”永里大介役を演じるほか、バツイチで“もう結婚しないヒロイン”熊谷葉菜子役に上野樹里、大介の父親・永里陽三役に西田敏行、葉菜子の母親・熊谷律子役に風吹ジュンらの出演が決定。

　「豪快な親子“愛”バトル」や、「結婚できないもの同士の独身バトル」などを繰り広げながら、さまざまな「現代社会における結婚観や家族関係」を時に鋭く、時にユーモラスに描く。

　水原が演じるのは、上野が演じる商社勤務のOL・葉菜子の部下として働く新入社員・田中莉奈。実は縁故入社したお嬢様であり、仕事に対する情熱、出世欲や野望が全くない、一般的には“問題児とも捉えられがち”な女性を演じる。そんな彼女が葉菜子や大介と時にぶつかり合いながら、忌憚（きたん）のない議論を交わし、女性として人間として成長してゆく過程も大きな見どころになっていく。

　「一般常識がないのは自分とリンクするところかも知れませんが（笑）。私自身も帰国子女なので、人と感覚が違うことに驚いた経験があります。この感覚は私と莉奈がまさに通じあうところですので、そういう意味で彼女の気持ちをすごく理解できる」と水原。「足を引っ張らないように頑張りたい」と意気込むとともに、「香取さんと上野さんの掛け合いで、どういう化学反応が起きるのか今から撮影が待ち遠しい」と話している。

　ほかに、大介の勤める文具メーカーの同期で39歳独身、大介には結婚や家族の素晴らしさを常に説き、日々さまざまな婚活に勤しむがなかなかうまくいかない残念な男・佐々木彰一役に荒川良々。大介と彰一の後輩にあたる、イケメンで何でもそつなくこなす26歳男子・入江春人役に千葉雄大。

　葉菜子の勤務する商社の同期、女子力の高い32歳独身OLで、葉菜子の良き理解者・山根さとり役に柳原可奈子。大介と葉菜子の関係に変化が生まれる“きっかけ”の場所となる重要な「スポーツジム」で働き、大介と葉菜子のトレーニングやヨガレッスンを行う28歳のトレーナー・梢あや役に中村アン。大介の父・陽三の再婚相手で、13歳の息子を陽三に預けたまま突然失踪してしまった永里恵（41歳）役に水野美紀が配役されている。