季節が移り変わり、本格的な秋がいよいよ到来。久しぶりに秋冬の服を引っ張り出してみると、虫食いの穴が…。実は衣類の虫食い穴、夏服も要注意なんだとか。衣類害虫の研究・対策を行っている専門家に、虫食いが起こりやすい環境や防虫対策についてうかがった。 答えてくれたのはエステーR&D部門研究グループの成定直幸さん。まずは衣類を食べる諸悪の根源について伺ってみると、一般的に言われている衣類の害虫は、4種類も存在していることが判明! 「幼虫のサイズは5〜10mmで、実は目に見える大きさなんです。衣類を食べているのは、この幼虫なんですよ」(成定さん・以下同)。これら害虫を育ててしまう原因のひとつは、衣類の保管環境。現代の家庭はエアコンなどを使って過ごしやすい温度を維持しているけれど、この“過ごしやすい環境”は虫にとっても同じこと。「気温20〜25℃、湿度60%程度の、人にとって快適な環境が、衣類の害虫被害が起きやすいんです」。
2015/10/08