19日より公開中の映画『アントマン』。主人公は、特殊なスーツを着ると体が1.5センチに縮まり、その分戦闘能力が高まるマーベル・コミック原作のちょっと変わったヒーローだ。その“大きさ(小ささ)”を実感してもらうため、公開前から一部の映画館やモールなどで等身大フィギュアの展示が行われてきたが、広島県府中町にあるイオンモール広島府中に展示されていたアントマンがこつ然と姿を消していたことがわかった。映画のように、宿敵を倒しに行ってしまったのだろうか…。 同館でアントマンの展示を始めたのは8月8日。1.5センチのアントマンはアイアンマン(フィギュア)の左肩に乗って、その小ささを誇示していた。それからわずか3日後の11日午後8時頃、見回りの警備員がアントマンの姿が見えないことに気づく。周辺を捜索したが見つからず、警察に盗難届けを出す事態に。館内では張り紙をしてアントマンの“帰還”を求めているが、1ヶ月以上経ったいまも行方知れずのままだ。
2015/09/23