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『MOZU』市街地の大爆破シーン、血に染まる西島秀俊…メイキング映像公開

 俳優の西島秀俊が主演する劇場版『MOZU』(11月7日公開)のメイキング映像が22日、初公開された。同映像には、西島らキャストのクランクインの様子のほか、フィリピン・マニラ市内で行われた大規模な爆破シーンを含む過激なアクション撮影の舞台裏が収められている。

エキストラ500人以上が参加したフィリピン・マニラのマーケットでの撮影(C)2015劇場版「MOZU」製作委員会(C)逢坂剛/集英社

エキストラ500人以上が参加したフィリピン・マニラのマーケットでの撮影(C)2015劇場版「MOZU」製作委員会(C)逢坂剛/集英社

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 ドラマ版での革新的な映像表現と、西島、香川照之、真木よう子、長谷川博己、池松壮亮ら実力派俳優陣による重厚な演技、本格アクションが、熱狂的なファンを生み出していた同作。その劇場版では、日本国内では不可能な大規模アクションシーンの撮影のため、ハリウッド大作『ボーン・レガシー』の撮影も行われた、フィリピン・マニラで約1ヶ月間に及ぶ海外ロケが敢行された。

 この日、公開された映像には、西島、香川、真木、長谷川ら主要キャストのクランクインの様子のほか、血まみれの西島が羽住英一郎監督から演出を受ける姿、500人以上のエキストラが参加したマーケットの雑踏での西島の発砲シーンなどが映し出されている。その最後は、市街地における大爆破シーン。疾走中の2台の車が爆発し、大きな炎を挙げながら吹っ飛ぶ、海外ロケならではの大迫力映像に圧倒される。

 TBSの渡辺信也プロデューサーは「マニラでは街の中心にある営業中のマーケットを封鎖して大規模な撮影を行ったりもしました」。多くの人々が行き交う街中でのこの激しいアクションシーンで、大破させた劇用車は4台、使用した銃弾は1500発。破格のスケールで撮影は行われた。マニラの街の雰囲気が『MOZU』の重厚な世界観と重なりあい、ハリウッド大作とは色合いの異なるアクションシーンになりそうだ。

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