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【テレ朝】木村拓哉主演ドラマ『アイムホーム』初回16.7%の好発進

 人気グループ・SMAPの木村拓哉が主演するテレビ朝日系ドラマ『アイムホーム』(毎週木曜 午後9:00)の初回が15分拡大版で16日放送され、平均視聴率が16.7%だったことが17日、わかった。今期のドラマでは現時点でもっとも高い視聴率をマーク。最高視聴率は午後10時6分、上戸彩演じる妻の恵が前妻とその娘の写真を見つけたあたりで記録した20.4%だった。

テレビ朝日系『アイムホーム』初回の「ふわとろオムライス」のシーン(C)テレビ朝日

テレビ朝日系『アイムホーム』初回の「ふわとろオムライス」のシーン(C)テレビ朝日

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 同ドラマは1997年〜98年に『ビッグコミックオリジナル』(小学館)で連載された石坂啓氏の同名漫画が原作。本作で木村が演じる主人公・家路久は、ある事故により、直近5年ほどの記憶が曖昧に…。冷徹な仕事人間が、まるで別人のように家族や同僚思いの心優しい男に変貌していた。

 会社では、証券会社のエリートサラリーマンとして華々しい生活を送ってきたが、事故後は閑職セクションの第十三営業部に異動させられ、いままでとは180度違う会社人生を生きていくことになる。「それでも自分には大切な家族がいる」。そう思う一方で、妻と息子の良雄(高橋來)の顔だけが仮面をかぶっているように見えてしまうい、愛情があるのかさえわからないことに苦悩する。彼を取り巻く人々――現在の妻子、離婚した前妻と娘、仕事の同僚や取引先もまた、久の変貌ぶりに戸惑っていた。

 初回は、鍵の一つが、5年前に離婚した前妻の香と娘のすばるが暮らす家の鍵であったことが判明。なぜ離婚したのか、理由は思い出せないが、香とすばるへの愛情は実感として残っていた。2話以降も鍵を頼りに、過去に関わった人々の家を訪れ、「自分は何者か」「どこに帰るべきか」を探っていく。

 自分が他人にどう見られていたのか、自分の知らなかった自分を突きつけられるシビアな展開を繰り広げつつ、時折、クスリと笑えるシーンを混ぜてくる、緩急のあるストーリーをほぼ出ずっぱりで演じる木村の熱量に圧倒された初回。「料理の手順だけは体が覚えていた」という見事なフライパンさばきなどの料理シーンも様になっていて、終盤に良雄の好物を思い出して作ったふわとろオムライスなど、“夜食テロ”要素も含んでいたとは。劇中に登場する料理にも注目したい。

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