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エレキテル、ブーム去っても元の場所に戻るだけ

 昨年、流行語大賞を受賞するなど“細貝さん&朱美ちゃん”のキャラクターで一躍大ブレイクした日本エレキテル連合。一時のバブル的なブームも落ち着いたいま、イベントなどでは自らを嘲笑するようなトークでも場を盛り上げ、芸人としても人間としても懐の広いところを見せている。そんなふたりがいま新たなネタを模索しながら思うこと、次に向かうところとは!?

 昨年の大ブレイクから時間が経ち、「消えた」「一発屋」など売れた芸人の宿命的な言葉で語られることもある日本エレキテル連合。たしかに大量のメディア露出があったブレイク直後ほどの注目度ではないかもしれないが、数多くの芸人がひしめき合うお笑いシーンのなかで、今も世の中の関心を集めるトップグループの一角に食い込んでいることは間違いないだろう。

【中野】私たちはトップを走っているとは思っていないんです。今(の注目)は神さまからもらった一瞬の、ほんとに一瞬の輝きだと捉えているので、そこからの反動をこれから楽しんでいきたいですね。
【橋本】ずっと、これ以下はないってところを歩いてきたので、もう恐いものはないですね。ブームが去ってももとの場所に戻るだけですから。
【中野】今後、増えるであろうまわりの罵声も気持ちよく楽しもうと思います(笑)。
【橋本】(朱美ちゃんになって)そうね、私たちは昔も今も変わらないわね(笑)。

 下積み時代が長く、もともと性格が真面目で芸に対してストイックなことでも知られるふたりは、笑いを交えて謙虚に語る。そこには、周囲の声に惑わされず、自らのやるべきことを変わらぬやっていくという芸人としての魂を感じさせる。昔も今もライブやイベントなどではしっかりと地に足をつけ、新ネタを披露しながら変わらぬ活躍を見せている。

 そんなふたりは、YouTubeにコント動画をアップしていることでも有名だが、すでに持ちネタの数は優に100を超えている。下ネタやブラックな要素を潜ませるコントも多いが、「そのうちテレビ番組でできるのは限られているみたいです(笑)。本人的にはぜんぶイケると思っているんですけどね」(中野)としながら、それぞれのネタと登場するキャラクターに愛情を注ぐふたりは、そのキャラたちが所属する芸能事務所・日本エレキテル連合を作りたいという。

【橋本】100以上もキャラありますからね。
【中野】そうそう。細貝さんも朱美ちゃんも、ほかのキャラクターもみんなエレキテル連合という事務所に所属しているタレントのようなもの。これからも新しいキャラクターは生まれるでしょうし、すでにタイタン(彼女たちの所属事務所)の所属タレントより多いです(笑)。

 そんなキャラのなかから、すっかりお茶の間の顔になったコント「おしゃべりワイフシリーズ未亡人朱美ちゃん3号」の細貝さんと朱美ちゃんは、国民的アニメ『映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語〜サボテン大襲撃〜』に出演。日本エレキテル連合ではなく、細貝さんと朱美ちゃんの出演だったことに思うところはあるのかと思いきや、中野は「この格好の方が楽しいんですよね。たとえ失礼なことを言ってもキャラクターの“細貝さん”が言ったことになるので(笑)」と大人のコメント。キャラではなく自分たちへの映画出演オファーについて聞いてみると……。

【橋本】今のところオファーはないですけど、チャンスがあるならやってみたいですね。
【中野】私はともかく、橋本さんにはぜひがんばってほしい。というのも私たちフィフティ・フィフティなんです、ギャラの面も。たとえどちらだけが仕事しても折半なので、橋本さんに銀幕スターになってもらって、そのギャラはフィフティ・フィフティ(笑)。



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