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柄本明、23年ぶり地上波ドラマで主演 いかりやさんのバトン引き継ぐ

 俳優の柄本明(66)が、16日放送のTBS系月曜ゴールデン『新 法廷荒らし 猪狩文助〜終の棲家〜』(後9:00)で23年ぶりに地上波ドラマに主演していることが6日、わかった。2001年から03年までいかりや長介さん主演で5作を放送し、人気を博したシリーズのバトンを引き継ぎ、“法廷荒らし”と呼ばれるスゴ腕弁護士・猪狩文助を演じる。このほど取材に応じた柄本は「撮影で苦労したこともあるけれど、わりと忘れちゃうんだよね」と役柄と同じくひょうひょうとした雰囲気で話しながら、「いかりやさんじゃなくなっても見ていただきたい」と呼びかけた。

TBS系月曜ゴールデン『新 法廷荒らし 猪狩文助〜終の棲家〜』で主演を務める柄本明(左) 米倉斉加年さん(右)とは最後の共演作となった (C)TBS

TBS系月曜ゴールデン『新 法廷荒らし 猪狩文助〜終の棲家〜』で主演を務める柄本明(左) 米倉斉加年さん(右)とは最後の共演作となった (C)TBS

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 同作は、とぼけた性格としたたかな作戦で法廷を煙に巻きながら核心に迫っていく猪狩と、仕事に燃える新米弁護士・夏目理恵子が事件を巡って推理を繰り広げる弁護士ミステリー。理恵子を舞羽美海が演じるほか、猪狩と対決する検事・池波遼子を草刈民代が演じる。

 とある老人ホームで理事長が殺され、猪狩と理恵子は被告人の医師・笹山の弁護をすることに。笹山は逮捕時には犯行を認めるが、猪狩が話を聞くと一転して容疑を否認する。ホームで起きた殺人事件と、施設に渦巻く複雑な人間関係。型破りな猪狩と新米弁護士が難事件の真相に迫る。

 同作には、昨年8月に死去した米倉斉加年さんも出演している。印象的なシーンとして米倉さんとの共演を振り返った柄本は「ドラマの核になるところで、米倉さんのシーンが大変素晴らしかった。さすがだなと思って見ていました」と尊敬の念を込めていた。

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