幕末の長州藩を舞台に下級武士の家に生まれた主人公・杉文(井上真央)の激動の人生を描く大河ドラマ『花燃ゆ』。文の兄・吉田寅次郎は、後に吉田松陰の名で歴史に名を残した人物。俳優の伊勢谷友介が熱演している。寅次郎ルートで第6回までのおさらいすると…。 寅次郎は、杉家の次男として生まれ、5歳の頃に代々兵学者の吉田家の養子となる。叔父の玉木文之進(奥田瑛二)によって徹底的に学問を叩き込まれ、11歳で長州藩主・毛利敬親(北大路欣也)の前で兵学の講義を行うまでに成長。藩の兵学師範となった寅次郎は21歳の時、はじめて長州を飛び出し、長崎を遊学。そこで、アジアに進出する欧米列強の脅威を知り、寅次郎は突き動かされるように破天荒な行動を起こしていく。
2015/02/15