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黒木瞳、日本初の女性総理大臣役 『スケープゴート』ドラマ化

 女優の黒木瞳と俳優の石丸幹二が、4月12日スタートのWOWOWオリジナルドラマ『連続ドラマW スケープゴート』(毎週日曜 後10:00、全4話※第1話無料放送)で初共演する。宝塚歌劇団と劇団四季の元トップスターの共演が実現。原作は幸田真音氏の同名小説(中央公論新社)で、女性政治家が総理大臣のポストに向けて突き進むサクセスストーリーを描く。

WOWOWの連続ドラマ『スケープゴート』に出演する黒木瞳(中央)、石丸幹二(右)、古谷一行(左)

WOWOWの連続ドラマ『スケープゴート』に出演する黒木瞳(中央)、石丸幹二(右)、古谷一行(左)

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 権力と嫉妬が渦巻く永田町で、活躍すればするほど男性長老議員から強まる風当たり。彼女は硬直化した政界に放たれた“生贄=スケープゴート”か、それとも沈没に向かう国家を救う“ジャンヌ・ダルク”か。ひとりの女性政治家の姿を通し、国民が求める真のリーダー像を問い掛ける。

 黒木が演じる主人公・三崎皓子は、猛烈な勢いで政界の階段を上って行く一方で、自らの仕事のため家族に負担がかかっていることを心苦しく思いながらも仕事を捨てられない。働く女性が抱えるジレンマを体現する黒木は「女性の目線で、政治ワールドをどう捉え、どう立ち向かうか、政治家の役が初体験なだけにとても楽しみです」。

 そんな皓子のかつての恋人で、大物政治家の背後で暗躍するテレビ局役員・矢木沢峻を演じる石丸は、同局のドラマ初出演。「フィクサー的な役回りに面白みを感じています。そして主人公は、かつて自分が恋人であったことを誇りに思える女性。そんな彼女に見合うような男性像を創ろうと思います」と意気込む。

 ほかに、皓子を政界に引き込む大物政治家を古谷一行、皓子の娘を佐々木希、報道部記者を山口紗弥加が演じ、さらに小市慢太郎相島一之光石研神保悟志小林隆西岡徳馬らが共演する。

 黒木が主人公にキャスティングにされたことについて、原作者の幸田氏は「私自身も大ファンなので、次々と押し寄せる苦難にめげず、みずからの信念を貫く頼もしい女性政治家を、黒木さんがどんなふうに演じてくださるか、いまからとても楽しみです!」と期待を寄せ、「ただ、このドラマをご覧になったどこかの政党から、黒木さんに立候補のご依頼が来るのではないかと、ひそかに心配ではあります」と話している。

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